
日本競馬史に輝く「面白い名前の馬」珍名ランキングTOP10
日本競馬史に輝く面白い名前の馬をピックアップし、珍名ランキングのトップ10を発表します。
私の競馬愛もたっぷり込めましたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
それは「歴代最強馬はどの馬か?」
という永遠のネタ。
競馬はギャンブルであると同時に「ドラマ」。
そして、そのドラマの主演である競走馬たちには、どうしたって思い入れが生まれます。
今回は“最強”という評価軸から少し離れ、競馬をグッと盛り上げてくれる珍名馬にフォーカス。
わたくしMOTOが独断と偏見でランキングしました。
繰り返しですが、競馬愛たっぷりでお届けします。少しでも伝われば幸いです。
ちなみに、歴代最強ランキングは別ページでまとめています。こちらもぜひ!
⇒歴代最強馬ランキングはこれだ
⇒歴代最強牝馬ランキングはこれだ
⇒歴代最強ステイヤーランキングはこれだ
⇒歴代最強スプリンターランキングはこれだ
⇒歴代最強ダート馬ランキングはこれだ
⇒歴代最強GI未勝利馬ランキングはこれだ
⇒歴代最弱GI馬ランキングはこれだ
⇒歴代最強馬逃げ馬ランキングはこれだ
⇒歴代最強セン馬ランキングはこれだ
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第7位~第10位
第10位 ロバノパンヤ

- 父 プリンスオブバーズ
- 母 ハナブサクイン(カウアイキング)
- 馬主 小田切有一
- 戦績 49戦 4勝(重賞0勝)
- 主な勝ち鞍 甲南ステークス
珍名を付けることで知られる小田切有一さんの愛馬。かわいらしい名とは裏腹に、ユニコーンステークス2着、マーチステークス3着と、色物どころか実力もきっちり見せました。
第9位 オマワリサン

- 父 リンカーン
- 母 アナタゴノミ(デヒア)
- 馬主 小田切光
- 戦績 45戦 5勝(重賞0勝)
- 主な戦績 韓国岳賞
ロバノパンヤの馬主・小田切有一さんの“ご子息”である小田切光さんの所有馬。高いハードルを越えて二代続けて馬主というのは、それだけで拍手もの。珍名への情熱も、しっかり受け継いでいます。
第8位 オレハマッテルゼ

- 父 サンデーサイレンス
- 母 カーリーエンジェル(ジャッジアンジェルーチ)
- 馬主 小田切有一
- 戦績 38戦 9勝(重賞2勝)
- 主な戦績 高松宮記念、京王杯スプリングカップ
今回の珍名勢では文句なしの実績馬。姉に「エガオヲミセテ」もいるあたり、小田切さんの名付けセンスが光ります。読みは「俺は、待ってるぜ」。ただし耳によっては「俺、ハマってるぜ」にも聞こえる二段オチ付き。
第7位 ゴイゴイスー

- 父 ホッコータルマエ
- 母 ミヤジガンバレ(ファスリエフ)
- 馬主 山下良子
- 戦績 8戦 1勝(重賞0勝) (2021年4月9日現在)
- 主な勝ち鞍 未勝利
いわゆる時事ネタ系の命名。お笑いコンビ・ダイアン津田さんのギャグ由来です。あえて“ちょっとマイナー寄り”を拾ってくるところがツボ。1年後に意味が伝わらないリスク込みでも、センスに1票!
第4位~第6位
第6位 イヤダイヤダ

- 父 サニーブライアン
- 母 モットヒカリヲ(アフリート)
- 馬主 小田切有一
- 戦績 9戦 2勝(重賞0勝)
- 主な戦績 雪割草特別
こちらも小田切有一さんの命名。実況と妙に相性が良く、「先頭はイヤダイヤダ!」と聞くと“先頭に立つのイヤなの?”と二重に笑えてしまう。名前の勝ちパターンをわかってる一頭です。
第5位 ジーカップダイスキ

- 父 ローエングリン
- 母 ジーカップマリー(バチアー)
- 馬主 谷川幸男
- 戦績 31戦 1勝(重賞0勝)
- 主な戦績 3歳選抜馬イ
JRAではなく地方の一頭。思わず「おじさんの命名かな?」と微笑んでしまう直球ネーミング。しかも母名が「ジーカップマリー」。……これはもう、嗜好が透けて見えます(笑)。
第4位 ソンナノカンケーネ

- 父 ムーンバラッド
- 母 クラシーク(レインボークエスト)
- 馬主 加藤信之
- 戦績 19戦 2勝(重賞0勝)
- 主な戦績 D3-1組(旭川)
こちらも芸人さんのギャグ由来の“時事ネタ系”。一世を風靡したフレーズなので通じやすいものの、世代差はあるかも。JRAでは未勝利でしたが、旭川・門別・笠松でコツコツ走り、しっかり存在感を残しました。
第1位~第3位
第3位 ネコパンチ

- 父 ニューイングランド
- 母 パジェンテ(ダンシングブレーヴ)
- 馬主 桐谷茂
- 戦績 56戦 5勝(重賞1勝)
- 主な戦績 日経賞
今回の珍名の中でも、とりわけ愛嬌のある名前。戦績は堅実タイプでしたが、日経賞での一世一代の大駆けは語り草。ウインバリアシオン、ルーラーシップ相手に大逃げを打ち、3馬身半差で圧勝。逃げ馬の怖さをまざまざと見せてくれました。(ちなみに私は2着ウインバリアシオンの単勝買ってました 汗)
第2位 キンタマーニ

- 父 ゼンノメイジン
- 母 トップドーター(ディクタス)
- 馬主 大崎浩一
- 戦績 46戦 4勝(重賞0勝)
- 主な戦績 C1五
初見は「超絶ド下ネタかよっ!」と思わせつつ、実はインドネシア・バリ島にある地名。観光地としても有名なので、オーナーの琴線に触れたのかもしれません。
ちなみに2014年には同名のもう1頭がデビューし、こちらは61戦0勝。競走馬として勝つことの難しさを物語ります。
第1位 モチ

- 父 スターオブコジーン
- 母 イートンカラー(サーペンフロ)
- 馬主 小田切有一
- 戦績 37戦 3勝(重賞0勝)
- 主な戦績 若駒ステークス
栄えある1位は、やはり小田切有一さんの代表作。名前の響きが可愛いだけでなく、競馬用語とも相性抜群。
「先頭はモチだ、モチが粘る粘る」
「モチが差してきた、一気にのびる~」
──実況アナをニヤリとさせる粋なネーミングは、珍名王者にふさわしい存在です。
まとめ
ここでは、MOTOが選ぶ「面白い名前の馬」を紹介しました。
挙げ方は無限大なので、読む方それぞれに“推し珍名”があるはずです。
上記10頭以外に思い浮かんだ馬も少し挙げておきます。
- ワナ
- エガオヲミセテ
- ハシッテホシーノ
- バイガエシ
- ティコティコタック
- エキマエ
- アユツリオヤジ
- ドンダケー
……などなど。泣く泣く除外した名も多数。見る人が変わればランキングも変わります。
この記事をきっかけに、あなたの“マイ珍名ランキング”も作ってみてください。きっと楽しいですよ~。