2019新種牡馬の特徴をひとまとめ、キズナ、エピファネイア産駒は走るのか?

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2019年にデビューする種牡馬について
どのような特徴を持つ産駒が誕生するのか
血統を使わずに、現役時代の成績から分析・予想して話しています。

 

キズナ、エピファネイアなどが揃う2019年世代の種牡馬

 

改めて新種牡馬となる馬がどんな馬だったのかを振り返りながら
有力とされている種牡馬を一覧形式で見てみましょう。

 

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キズナ

 

 

父 ディープインパクト
母 キャットクイル (母父 ストームキャット)

14戦7勝

主な勝鞍
日本ダービー、大阪杯、京都新聞杯

 

3歳の弥生賞までは、イマイチぱっとしない成績でしたが
毎日杯で追い込みに転じてからは素晴らしい豪脚を披露

そこから京都新聞杯も勝利して、
一気に日本ダービーを制して世代の頂点に君臨しました。

ただ、ディープインパクト産駒らしく古馬になっての成長に乏しく
それ以降、勝ち星は大阪杯のみとなりました。

スピードと瞬発力に優れた馬が出てきそうですが
早熟傾向の馬が多く現れそうですね。

 

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エピファネイア

 

 

父 シンボリクリスエス
母 シーザリオ (母父 スペシャルウィーク)

14戦6勝

主な勝鞍
菊花賞、ジャパンカップ

 

皐月賞、日本ダービーは惜しくも2着に敗れたものの
菊花賞では今までの鬱憤を晴らすかのような圧勝

古馬になっても、ジャパンカップで4馬身差の圧勝と
勝つ時のインパクトが強く、能力の高い馬ですが
その反面、激しすぎる気性から毎回力を出せない馬でもありました。

シンボリクリスエス産駒で唯一後継種牡馬になりそうな馬で
今後の活躍が期待されます。

 

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フェノーメノ

 

 

父 ステイゴールド
母 ディラローシェ (母父 デインヒル)

18戦7勝

主な勝鞍
天皇賞春(2013,2014)

 

2013年、2014年と天皇賞春を連覇したフェノーメノ

ステイゴールド産駒でありながらもパワーが優先しているタイプではなく
スピードと操縦性の良さをウリにしている馬

オルフェーヴル、ゴールドシップといったパワー系のステイゴールド産駒が
種牡馬として活躍する中、全く違う武器を持ったフェノーメノには期待がかかります。

 

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ゴールドシップ

 

 

父 ステイゴールド
母 ポイントフラッグ (母父 メジロマックイーン)

28戦13勝

主な勝鞍
有馬記念、天皇賞春、菊花賞、皐月賞、宝塚記念(2013、2014)

 

宝塚記念の連覇などGI6勝と数々の勲章を手にしたゴールドシップ

類いまれなるパワーとスタミナを武器に
有馬記念や宝塚記念などのパワー条件を勝ちまくりましたが

スピードや瞬発力には劣る部分がある馬なので
かなり能力の偏りがある産駒が誕生してきそうです。

 

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リアルインパクト

 

 

父 ディープインパクト
母 トキオリアリティー (母父 Meadowlake)

30戦5勝

主な勝鞍
安田記念、ジョージライダーS、阪神カップ

 

ディープインパクト産駒でありながらも
瞬発力に優れたタイプの馬ではなかったリアルインパクト

瞬発力がない分、パワーとスタミナが保管されたような形で
能力の全体的なバランスが整ったタイプです。

まとまっている分、産駒が小さくまとまってしまうリスクもあり
初年度産駒がどこまでやれるかで、
リアルインパクトの種牡馬人生が変わってきそうです。

 

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トゥザワールド

 

 

父 キングカメハメハ
母 トゥザヴィクトリー (母父 サンデーサイレンス)

12戦4勝

主な勝鞍
弥生賞、有馬記念2着、皐月賞2着

 

名牝トゥザヴィクトリーの子供でクラシックを賑わせたトゥザワールド

GIを勝つことは出来ませんでしたが
有馬記念2着、皐月賞2着、そしてオーストラリアのGIザBMWで2着と
GIでも遜色のない力を見せていました。

日本での出走は3歳時に出走した有馬記念が最後になっているので
成長曲線は未知数ですが、キングカメハメハの系譜を継いで
豊富なスタミナを持った馬が出てくる事が期待出来そうです。

 

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ワールドエース

 

 

父 ディープインパクト
母 マンデラ (母父 Acatenango)

17戦4勝

主な勝鞍
マイラーズカップ、きさらぎ賞、皐月賞2着

 

クラシックの主役として期待されていた
ディープインパクト産駒のワールドエース

皐月賞ではゴールドシップの神騎乗に屈し
古馬になってからは故障に悩まされた不運の馬

ディープらしい早熟傾向の馬が生まれてくるのか?
スケール感では一歩劣る感じもありますが
種牡馬としての活路を見い出すことが出来るのか、注目です。

 

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スピルバーグ

 

 

父 ディープインパクト
母 プリンセスオリビア (母父 Lycius)

18戦6勝

主な勝鞍
天皇賞秋

 

素晴らしい末脚でジェンティルドンナ、イスラボニータなどの
強敵を破り、天皇賞秋をゲットしたスピルバーグ

全6勝のうちに重賞勝利は天皇賞秋のみと
一瞬のキラメキでGI馬にのし上がった馬

翌年の下降ぶりもちょっと残念な感じで
種牡馬としてはどこまでやれるか未知数ですね。

 

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カレンブラックヒル

 

 

父 ダイワメジャー
母 チャールストンハーバー (母父 Grindstone)

22戦7勝

主な勝鞍
NHKマイルカップ、ニュージーランドトロフィー、毎日王冠

 

新馬戦から破竹の5連勝で一気にNHKマイルカップを勝利し
古馬混合戦となる毎日王冠をも制したカレンブラックヒル

歴史的名馬になる事すら予感をさせる強さでしたが
天皇賞秋で敗れ、全く条件の合わないフェブラリーステークスに
出走してしまった事でリズムを崩してしまった悲運の馬

カレンブラックヒルがそうであったように
産駒は早熟になる事が想定されますね。

 

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外国産 ~現役時代日本で走っていない馬~

 

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