2019新種牡馬の特徴をひとまとめ、キズナ、エピファネイア産駒は走るのか?
2019.12.28更新
2019年にデビューする種牡馬について
どのような特徴を持つ産駒が誕生するのか
血統を使わずに、現役時代の成績から分析・予想して話しています。
キズナ、エピファネイアなどが揃う2019年世代の種牡馬
改めて新種牡馬となる馬がどんな馬だったのかを振り返りながら
有力とされている種牡馬を一覧形式で見てみましょう。
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キズナ
父 ディープインパクト
母 キャットクイル (母父 ストームキャット)
14戦7勝
主な勝鞍
日本ダービー、大阪杯、京都新聞杯
3歳の弥生賞までは、イマイチぱっとしない成績でしたが
毎日杯で追い込みに転じてからは素晴らしい豪脚を披露
そこから京都新聞杯も勝利して、
一気に日本ダービーを制して世代の頂点に君臨しました。
ただ、ディープインパクト産駒らしく古馬になっての成長に乏しく
それ以降、勝ち星は大阪杯のみとなりました。
スピードと瞬発力に優れた馬が出てきそうですが
早熟傾向の馬が多く現れそうですね。
エピファネイア
父 シンボリクリスエス
母 シーザリオ (母父 スペシャルウィーク)
14戦6勝
主な勝鞍
菊花賞、ジャパンカップ
皐月賞、日本ダービーは惜しくも2着に敗れたものの
菊花賞では今までの鬱憤を晴らすかのような圧勝
古馬になっても、ジャパンカップで4馬身差の圧勝と
勝つ時のインパクトが強く、能力の高い馬ですが
その反面、激しすぎる気性から毎回力を出せない馬でもありました。
シンボリクリスエス産駒で唯一後継種牡馬になりそうな馬で
今後の活躍が期待されます。
フェノーメノ
父 ステイゴールド
母 ディラローシェ (母父 デインヒル)
18戦7勝
主な勝鞍
天皇賞春(2013,2014)
2013年、2014年と天皇賞春を連覇したフェノーメノ
ステイゴールド産駒でありながらもパワーが優先しているタイプではなく
スピードと操縦性の良さをウリにしている馬
オルフェーヴル、ゴールドシップといったパワー系のステイゴールド産駒が
種牡馬として活躍する中、全く違う武器を持ったフェノーメノには期待がかかります。
ゴールドシップ
父 ステイゴールド
母 ポイントフラッグ (母父 メジロマックイーン)
28戦13勝
主な勝鞍
有馬記念、天皇賞春、菊花賞、皐月賞、宝塚記念(2013、2014)
宝塚記念の連覇などGI6勝と数々の勲章を手にしたゴールドシップ
類いまれなるパワーとスタミナを武器に
有馬記念や宝塚記念などのパワー条件を勝ちまくりましたが
スピードや瞬発力には劣る部分がある馬なので
かなり能力の偏りがある産駒が誕生してきそうです。
リアルインパクト
父 ディープインパクト
母 トキオリアリティー (母父 Meadowlake)
30戦5勝
主な勝鞍
安田記念、ジョージライダーS、阪神カップ
ディープインパクト産駒でありながらも
瞬発力に優れたタイプの馬ではなかったリアルインパクト
瞬発力がない分、パワーとスタミナが保管されたような形で
能力の全体的なバランスが整ったタイプです。
まとまっている分、産駒が小さくまとまってしまうリスクもあり
初年度産駒がどこまでやれるかで、
リアルインパクトの種牡馬人生が変わってきそうです。
トゥザワールド
父 キングカメハメハ
母 トゥザヴィクトリー (母父 サンデーサイレンス)
12戦4勝
主な勝鞍
弥生賞、有馬記念2着、皐月賞2着
名牝トゥザヴィクトリーの子供でクラシックを賑わせたトゥザワールド
GIを勝つことは出来ませんでしたが
有馬記念2着、皐月賞2着、そしてオーストラリアのGIザBMWで2着と
GIでも遜色のない力を見せていました。
日本での出走は3歳時に出走した有馬記念が最後になっているので
成長曲線は未知数ですが、キングカメハメハの系譜を継いで
豊富なスタミナを持った馬が出てくる事が期待出来そうです。
ワールドエース
父 ディープインパクト
母 マンデラ (母父 Acatenango)
17戦4勝
主な勝鞍
マイラーズカップ、きさらぎ賞、皐月賞2着
クラシックの主役として期待されていた
ディープインパクト産駒のワールドエース
皐月賞ではゴールドシップの神騎乗に屈し
古馬になってからは故障に悩まされた不運の馬
ディープらしい早熟傾向の馬が生まれてくるのか?
スケール感では一歩劣る感じもありますが
種牡馬としての活路を見い出すことが出来るのか、注目です。
スピルバーグ
父 ディープインパクト
母 プリンセスオリビア (母父 Lycius)
18戦6勝
主な勝鞍
天皇賞秋
素晴らしい末脚でジェンティルドンナ、イスラボニータなどの
強敵を破り、天皇賞秋をゲットしたスピルバーグ
全6勝のうちに重賞勝利は天皇賞秋のみと
一瞬のキラメキでGI馬にのし上がった馬
翌年の下降ぶりもちょっと残念な感じで
種牡馬としてはどこまでやれるか未知数ですね。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
カレンブラックヒル
父 ダイワメジャー
母 チャールストンハーバー (母父 Grindstone)
22戦7勝
主な勝鞍
NHKマイルカップ、ニュージーランドトロフィー、毎日王冠
新馬戦から破竹の5連勝で一気にNHKマイルカップを勝利し
古馬混合戦となる毎日王冠をも制したカレンブラックヒル
歴史的名馬になる事すら予感をさせる強さでしたが
天皇賞秋で敗れ、全く条件の合わないフェブラリーステークスに
出走してしまった事でリズムを崩してしまった悲運の馬
カレンブラックヒルがそうであったように
産駒は早熟になる事が想定されますね。
外国産 ~現役時代日本で走っていない馬~
エスケンデレア
マジェスティックウォリアー
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