お笑い芸人ジャングルポケットの斎藤がMCを務める
テレビ東京系競馬番組「ウイニング競馬」
MCとして予想を繰り広げているわけですが
その予想スタイルは一般の人とはかなり違いがあります。
基本は “単複1点勝負”
しかも、本命サイドを指名する事はまずなく
穴馬を狙って単勝か複勝を購入するという買い方です。
単複馬券の特徴といえば、
「回収率が安定する事」
馬券の期待値(還元値)は約75%なので
通常であれば70~80%程度の回収率になるはずですが
ジャンポケ斎藤の回収率は約60%
(2014年番組集計)
これはかなり成績が低い部類に入ります。
なぜ、回収率の安定する単複馬券でこれだけ成績が悪いのでしょうか?
それは2つの理由があります。
1つ目は「無謀な穴狙いを繰り返している」から
先ほど、馬券の期待値は約75%という話をしましたが
これはトータルでの話で単勝オッズ別の期待値は少し変わります。
色々なデータはある中、見比べていくと
大体こんな感じの期待値になります。
1.0倍~ 9.9倍 約84%
10.0倍~19.9倍 約90%
20.0倍~29.9倍 約88%
30.0倍以上 約60%
これを見ると一目瞭然なんですが
30倍を超えてくると異様に回収率が悪くなります。
つまり単勝50倍の複勝を狙って8倍を狙うよりも
単勝8倍の馬を狙った方が高い回収率が見込める訳です。
これが出来ていません。
人気薄を買って穴を狙っているような気分だけなって
実際に得る配当は回収率10倍以下
これぞ、ハイリスクローリターンの買い方ですね。
もう1つの理由は「弱気な馬券選択をしている」から
穴を狙うという事はメンタルが強くないと出来ません。
どんなに優れた予想家でも穴を狙えば狙うほど
外れる確率があがっていく訳ですからね。
つまり、外れ続ける事を恐れてしまうと
高配当の馬券を捉える事は出来ません。
これがジャンポケ斎藤さんは出来ていません。
すぐに複勝やワイドといった的中を狙う方向へ
気持ちが進んでしまいます。
たしかに複勝やワイドの方が的中率は高くなりますが
その代わり失うリターンが的中率以上に大きいです。
斎藤さんが2014スプリンターズステークスで実際に当てた馬券
スノードラゴン-ストレイトガール ワイド1点勝負
実際にこの2頭が1,2着に来たんですが
これを1点で当てるのって凄くないですか?
私の中では神業に等しいとさえ思うくらい
凄い予想だったと思います。
ですが、得た配当はたったの17倍
神業を発揮したのにたったの17倍は切なすぎます。
この馬券、馬連だったら73.6倍、馬単だったら260.4倍でした。
つまり260倍を当てられる予想をしているのにもかかわらず
自身の弱気のせいで17倍までに目減りさせてしまっているわけです。
260倍を当ててしまえば、その他のレースを全て外しても
トータルはかなりプラスになるはず。
予想は大切なんですが、馬券の買い方もそれと同じくらい大切なんですね。
無謀とも言える穴狙いを繰り返しながら、ひよった馬券の買い方をしてしまう。
これがジャンポケ斎藤さんの回収率が伸びない理由です。
逆に言えば、この2つと逆の事をすれば
高い回収率を出す事が出来る訳です。
そのあたりは私の無料メールマガジンで詳しく話していますので
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毎年マイナス収支で終わってしまうという人には是非見てほしいです。
競馬人生がガラっと変わりますので。