馬券は大きく分けて3つのタイプに分かれます。
「本命党」「中穴党」「大穴党」
この3つです。
ここでは大穴党は馬券攻略上非常に難しいという事を
話していこうかと思います。
まずはこの表をみてください。
これは競馬データベース「JRA-VAN」に掲載されていた
2010年11月5日~2011年10月30日の平地レースでの
着順をオッズ別に分けた表です。
注目すべきは単勝20倍以上の馬の勝率です。
“単勝回収率がグンと下がっているので効率が悪い”
と決められなくはないですが
そこだけでは分析が不十分なので
もっと掘り下げてみましょう。
この表で1着になった馬を数えると3,280頭います。
その中で単勝オッズ20倍以上の中、勝利した馬は319頭
確率にしてたったの 9.7% です。
平均単勝オッズ30倍だと多めに見積もって
20倍以上の馬が勝つ10回に1回のレースを
33%以上の確率で1点的中しなくてはいけないということです。
このデータでは出走した馬は46、747頭
その中で単勝20倍以上の馬は26、171頭
出走馬の56%は単勝20倍以上です。
14頭立てなら8頭、12頭・13頭立てなら7頭が
単勝20倍以上の馬だということになります。
その中から1頭だけチョイスして当てる予想を展開するのは至難の技です。
以上のことから単勝で狙うのは無謀だという事は理解してもらえると思います。
よほど根拠があって狙っているという馬以外は
単勝20倍以上の馬を頭にして狙う事は
回収率を下げてしまうのでやめましょう。