今週の重賞は共同通信杯
双方とも今後のGIを占う上で重要なレースとなりますが
このレースを攻略するために臨戦別成績を分析して
好走する馬の共通点を探っていきましょう。
主な前走別成績を見てみると
単回収 複回収 複勝率 頭数
ラジオNIKKEI賞 55% 46% 40.0% 10頭
ホープフルステークス 70% 131% 71.4% 7頭
朝日杯FS 40% 125% 57.1% 7頭
京成杯 0% 157% 37.5% 8頭
となっています。
それぞれ頭数が多く、深く掘り下げづらいので
概要だけ捉えていきましょう。
前提としてこのレースがGIに直結する内容の濃いレースなので
素質馬、実績馬が強いという事が挙げられます。
ラジオNIKKEI賞経由の馬を見てみると
前走3着以内の馬は
(単回収78%、複回収65% 複勝率57.1%) 7頭
と率を大きく上げています。
ラジオNIKKEI組は素質馬が数多く出走するレースでしたが
ローテーションが詰まっている点と
パワーコースからスピードコースへの舞台替わりという事で苦戦をしていました。
現在はプログラム変更でこのローテはありませんが
レース間隔及び舞台替わりについては参考になるでしょう。
ここに馬のスケールという要素を加えます。
500kg以上という条件でさらに絞っていくと
(単回収183%、複回収113% 複勝率100%) 3頭
単純に強い馬が勝つ、という解釈が出来るレースだと言えます。
次に京成杯経由の馬を見てみましょう。
こちらは中山から東京替わりで距離短縮戦となるので
スピード能力は重要になってきます。
京成杯で後方追走しているような馬は
共同通信杯でペースについていくことが難しくなります。
前走4角9番手以内という条件で抽出すると
(単回収0%、複回収247% 複勝率50%) 4頭
となります。
あとはスピードに優れたサンデー系種牡馬の方が
東京1800mへの対応力があります。
サンデー系種牡馬 (単回収0%、複回収330% 複勝率66.7%) 3頭
このあたりに注意して馬を選んでいくといいでしょう。
以上です。
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