競馬界に欠かせない存在であるディープインパクト産駒。
GIや重賞で活躍している印象のあるディープインパクト産駒ですが
条件戦でコンスタントに走る馬が多いのか、GIなどの大舞台に強い馬が多いのか
という観点から根拠を含めて話していきたいと思います。
ディープ産駒はディープインパクトという日本競馬界最強馬の子供な訳ですから
全体的に能力が高い馬が多く生まれます。
そして、能力の高い馬は大舞台になるほど能力を発揮します。
なぜこのような現象が起きるのかピンと来ない人がいると思うので
人間の世界で例えてみましょう。
頭のいい大人が小学校1年生と
小学校1年生用のテストをやったときに
確実に1位となれるでしょうか?
答えは「NO」です。
ケアレスミスなどで間違える可能性がありますし
小学生が100点を取ってきたら勝つことは出来ません。
しかし、小学生と数学の微分積分のテストを
やったとしたらどうでしょうか?
ほぼ確実に1位をとることが出来ます。
頭のいい人ほど条件が厳しくなればなるほど力を発揮します。
競馬でも同じです。
後のGI馬が未勝利戦で毎回大差勝ちしているかというと
そうではありません。
未勝利戦をクビ差、ハナ差で勝利して
その後GIを制する馬もいますし、初戦で負けてしまう馬もいる訳です。
理屈だけでなくデータからも確認をしていきたいと思います。
上のデータはディープ産駒の芝でのクラス別成績です。
新馬戦は別格としても500万からOP特別までの複勝回収率が70%台で
あるにも関わらず、重賞になったとたん82%と数値が上がっています。
大きな舞台になった途端に人気以上の走りをするということが
数値からも実証されています。
今回話した内容以外にもディープインパクト産駒の特徴は色々とあります。
サイト内のこちらのページでは全体的な話をしているので、
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