先日行われたマイラーズカップでは クルーガー が内を抜け出して勝利
2,3着馬も内枠の馬となり、開幕週らしい決着になりました。
そんな中で目立ったのは鮫島良太騎手が騎乗した フィエロ
京都ではGIを含めて一度も馬券圏内を外したことがなく
今回のメンバーでは底力も上という事で
当然のごとく1番人気に支持されましたが離れた4着と惨敗しました。
内枠で距離ロスなく経済コースを走った馬が上位に入る中
後方2番手に待機して大外を回すという騎乗。
馬の力を半減させる凡騎乗でフィエロの経歴に傷をつけました。
フィエロ自身が年齢を重ねているという懸念はありましたが
あの内容でしっかりと4着を確保しているというあたりは
衰えはないと判断出来るので、今回は明らかに騎手の責任です。
という事で、鮫島良太騎手の成績から実力を分析したいと思います。
今年(2016年4月24日迄)の成績は
【2.3.2.67】 勝率2.7% 複勝率6.8%
ちなみに昨年の成績を見てみると
【8.4.15.240】 勝率3.0% 複勝率4.5%
となっており、勝率は3%前後、複勝率は5~6%程度となっています。
33回騎乗して1回勝利して、20回騎乗して1回馬券に絡む
と考えるとかなり低い数値であることが分かります。
ここでデビューしてから今日までの累計成績を見てみると
【257.277.281.3902】 勝率5.4% 複勝率11.3%
と近年よりも高い数値を示していることが分かります。
つまり、成績が年々下降しているという事ですね。
なぜ、下降しているのか?
それは先日のフィエロの騎乗が答えを出しています。
開幕週で例年前が有利の中、後方待機のポジショニング
スタートが悪くなかったにもかかわらず
馬とケンカをして折り合いをつけられなかった点
これらを考慮すると最初はそれなりに集まっていた騎乗馬が
騎乗レベルの低さゆえに減少していった。
という事以外に答えがありません。
本人の性格や人柄は分かりませんが
競馬と真面目に向き合っていない
レベルを上げるために真剣に仕事をしていない
と言えるのは間違いないところです。
(競馬をしっかりと勉強している人なら開幕週の京都マイル戦で
後方2番手というポジションをとる事はありません)
と言うことで、結論です。
鮫島騎手は上手いけど、騎乗馬に恵まれずに成績が出ないタイプではなく
騎乗レベルが低いため、成績が出せないタイプ
という形で結論づけられます。
今後、人気で出走してくるようなら是非とも外したい存在ですね。