先日メルマガで配信したエリザベス女王杯の予想について
以下のような意見を頂きました。
「タッチングスピーチは好走率の高い馬なので
相手として厚めに買わなかったのですか?」
ちなみに馬券はヌーヴォレコルトを本命にして
マリアライト、スマートレイアー、タガノエトワールを対抗軸としての3連複流し
ラキシスとルージュバックを外して馬券を買ったので
一番配当妙味の薄い馬が来た形になりました。
その前の天皇賞・秋も
ステファノス本命でイスラボニータ対抗軸にしながら
相手に1番人気のラブリーデイが入り
同じような形での馬券の的中となりました。
双方とも、流した馬券の中で一番配当のつかない相手が
入ったため、回収率が跳ねていません。
それなら人気のない相手を消して、人気のある馬を
厚めに買えば、もっと利益が出るのではないか
という考えが頭をよぎりますよね。
気持ちは分かります。
しかし、私はこれでいいと思っています。
競馬で大きな利益が出る時は
誰しもが買わないような馬券を当てた時です。
今回の単レース回収率は250%
仮にタッチングスピーチを倍の金額
買っていたとしてら回収率は500%。
せいぜいこれくらいです。
今回のレースで5着スマートレイアーが
馬券に絡んでいたとしたら回収率は1700%
6着フーラブライドが馬券に絡んでいたとしても回収率は573%
そして、今回のように一番旨味がなくても250%の回収率は出る訳です。
この数字を見れば、どちらが効率のいい馬券か分かりますよね?
人気サイドを倍の金額買う事で高い回収率の買い目を消して
それほど期待値の高くない買い目を増やすことになります。
同時に的中率も下がります。
最初にも言いましたが、馬券で利益を出す時は
人が買わないような馬券を当てた時。
この現状はそのまま受け止めたうえでやる事は同じです。
こういう当たりが連続で出た時に
「あー、こうすればもっと儲かっていたぁ」
と欲をかいてフォームを崩す人は馬券で勝てない人です。
加えて言えば、天皇賞・秋、エリザベス女王杯と的中したことで
秋のGIシリーズのプラスはもう確定している訳です。
旨味のある相手が入らなくてもこれくらいの成績は
出る訳ですから気にする必要はありませんよね。
目先の欲に心を動かされないようにして下さいね。
今回は馬券の強弱について話をしましたが
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