競走馬の成長過程として「早熟」「平均」「晩成」とタイプが分かれていますが
ディープインパクト産駒はどのタイプに分かれるのか
また、その根拠についてお話をしていきます。
結論から話しますと
ディープインパクト産駒は「早熟」~「平均」タイプにあたります。
最初に年齢別の成績(全体、芝、ダート)を見て下さい。


一見して年齢を重ねる毎に成績が落ちていっている事がわかると思います。
中でも、2歳時の成績の高さは群を抜いています。
なぜ、このような成績分布になっているのでしょうか…
理由は2つあります。
1つ目は、ディープインパクト産駒は使い減りするという点
競走馬に限らず、人間界でもアスリートはピークの年齢が短いものです。
能力の高い馬が多いディープインパクト産駒はその能力の高さ故に
1戦1戦での体への反動・負担が大きくなります。
結果として心身の消耗が進んでしまい、キャリアを重ねて、年齢を重ねると
思うような成績を残すことが出来なくなってしまいます。
2つ目は、ディープインパクト産駒の武器がスピードであるという点
後ほど解説をしますが、ディープインパクト産駒の最大の武器は「スピード」です。
このスピード能力はスタミナやパワーと比べて一番衰えが早いので
加齢による成績の悪化につながってきます。
今回話した内容以外にもディープインパクト産駒の特徴は色々とあります。
サイト内のこちらのページでは全体的な話をしているので、
興味がある方はクリックして見て下さい。