「競馬は血統のロマン」などと言いますが
いわゆる良血馬と呼ばれる血筋の良い馬は
レベルの高いところではじめて力を発揮する場合があります。
なぜこのような現象が起きるのかピンと来ない人がいると思うので
人間の世界で例えてみましょう。
頭のいい大人が小学校1年生と
小学校1年生用のテストをやったときに
確実に1位となれるでしょうか?
答えは「NO」です。
ケアレスミスなどで間違える可能性がありますし
小学生が100点を取ってきたら勝つことは出来ません。
しかし、小学生と数学の微分積分のテストを
やったとしたらどうでしょうか?
ほぼ確実に1位をとることが出来ます。
頭のいい人ほど条件が厳しくなればなるほど力を発揮します。
競馬でも同じです。
後のGI馬が未勝利戦で毎回大差勝ちしているかというと
そうではありません。
未勝利戦をクビ差、ハナ差で勝利して
その後GIする馬もいますし
初戦で負けてしまう馬もいる訳です。
ひとつ興味深いデータを紹介しましょう。
2014年1月から2016年6月までのデータとなりますが
ディープインパクト産駒は
条件戦の複勝回収率が70%前半~後半であるのに対して
重賞になると複勝回収率が80%を超えてきます。
ディープインパクト産駒は総じて能力の高い馬が多いので
レベルが低く、能力が低い馬でも力を出しやすい条件戦よりも
レベルが高く、能力が低い馬が力を出しづらい重賞の方が
成績が良くなるという傾向がくっきりと出ています。
良血馬になると下のクラスで負けていながら
上のクラスに出走してくるという事があります。
この事を覚えておくとそんな馬を拾う事が出来ます。
そして、下のクラスで負けて、上のクラスに出走するという事は
人気が落ちると言うことなので馬券にも応用しやすいです。
是非活用して下さい。
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