競馬と言うのは華やかな部分があるエンターテインメントですが
その反面、命がけで走る騎手や競走馬には危険がつきもの…
そこで今回は
競馬界で安楽死処分(予後不良)となってしまった悲劇の名馬達
についてお話をしたいと思います。
亡くなった悲劇の馬に哀悼と敬意を表しながら
私の競馬愛をたっぷりと込めて話しているので、それが伝われば幸いです。
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こんにちは、MOTOです。
世界最高のエンターテインメントである競馬
とても楽しくて、素敵な世界ですが
その反面、事故や事件は付きものである厳しい世界です。
そこで今回は悲しい事件を忘れないようにするため
競馬界で安楽死処分(予後不良)となってしまった悲劇の名馬達
についてお話をしたいと思います。
それでは行ってみましょう。
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志半ばで倒れた悲劇の名馬達
サイレンススズカ
父 サンデーサイレンス
母 ワキア(ミスワキ)
戦績 16戦 9勝(GI1勝、重賞5勝)
主な戦績
宝塚記念
1998年11月に行われた天皇賞秋で
圧倒的な1番人気に推されながら
4コーナー手前で故障を発生してしまい
そのまま予後不良となった悲劇の名馬
宝塚記念を含めて6連勝中(重賞5連勝中)という
絶頂期での出来事だっただけにその衝撃は計り知れず
競馬ファンの中でも伝説となっている馬です。
もし生きていれば最強馬になっていたのでは??
種牡馬としても大成功したのでは??
など20年以上経った今でも伝説が語り継がれています。
ライスシャワー
父 リアルシャダイ
母 ライラックポイント(マルゼンスキー)
戦績 25戦 6勝(GI3勝、重賞4勝)
主な勝ち鞍
天皇賞春2勝、菊花賞
1995年6月に行われた宝塚記念で
3番人気に推されながらレース途中で故障を発生してしまい
そのまま予後不良となった悲劇のステイヤー
ミホノブルボンの3冠を菊花賞で防ぎ
メジロマックイーンの春天3年連続を防いだ歴史的名ステイヤー。
私が競馬を始めて間もない頃だったので衝撃は凄かったのを覚えています。
エガオヲミセテ
父 サンデーサイレンス
母 カーリーエンジェル(ジャッジアンジェルーチ)
戦績 19戦 4勝(GI0勝、重賞2勝)
主な戦績
マイラーズカップ、阪神牝馬特別
GI勝ちこそありませんでしたが
重賞を2勝して、常に自分の力を出し続けた頑張り屋の馬。
エガオヲミセテはレース中の故障ではなく
2000年2月に発生した山元トレーニングセンターの被害に遭い
その命を落としてしまった悲運の馬です。
ホクトベガ
父 ナグルスキー
母 タケノファルコン(フィリップオブスペイン)
戦績 42戦 16勝(GI1勝、重賞13勝)
主な戦績
エリザベス女王杯、川崎記念、帝王賞、南部杯、フェブラリーステークス
芝のGIであるエリザベス女王杯を勝利した事に加えて
ダートに転向してからは無双の強さを見せたホクトベガ
1996年に入ってからダートでは負けなしで重賞9連勝と
無敵の状態で1997年のドバイワールドカップに出走。
ここで悲劇は待っていました。
日本に帰ることなく、その生涯を全うした悲運の名馬です。
テンポイント
父 コントライト
母 ワカクミ(カバーラップ二世)
戦績 18戦 11勝(GI2勝、重賞8勝)
主な勝ち鞍
天皇賞春、有馬記念
これは私が競馬を始める前の話なので
具体的なところは語れませんが
1978年の日経新春杯で66.5kgと
現代では信じられないくらいの斤量を背負わされて
そのまま故障を発生して生涯を終えた悲劇の名馬
2走前の有馬記念は56kgで出走していたので
この選択がいかに愚かな事かが分かりますね。
サンエイサンキュー
父 ダイナサンキュー
母 グロリーサクラ(シーホーク)
戦績 17戦 5勝(GI0勝、重賞3勝)
主な戦績
クイーンカップ、札幌記念、サファイヤステークス
先ほどのテンポイントも馬主に酷い使い方をされましたが
日本競馬史上で最も酷い馬主に買われてしまった悲劇の名牝
現役時代はずっと休むことなくレースを使われ続け
4歳(現在の表記では3歳)の有馬記念で競走中止となります。
予後不良の重傷でありながらも、繁殖牝馬になれば金になるという
馬主の強い意向で無理な闘病生活を強いられて
何度も手術をした上で、弱りに弱って2年後に死亡してしまいました。
こういった鬼畜のような人間は馬主になれないように
JRAは制度を作ってほしいですね。
まとめ
ここではMOTOが選ぶ悲劇の名馬達について話をしていきました
この記事を書いていてとても悲しい気持ちになるくらいの
どの馬のエピソードも壮絶で悲しいものでした。
危険なスポーツなので、こういった悲惨な事故を0にする事は難しいと思います。
しかし、競馬関係者全般のレベルが上がった事もあって
近年はこういった事故・事件は少なくなってきたように感じます。
ここに載せた馬達以外にも悲運の名馬はたくさんいます。
これらの名馬達に哀悼の意を表して
今後も競馬を愛していきたいと思います。
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