長らく西高東低が続く日本競馬界
実際問題どれくらい差があるのかという点について
GIの勝ち鞍を比較してみました。
2014年 関東馬 3勝 関西馬 8勝(宝塚記念終了時まで)
2013年 関東馬 5勝 関西馬17勝
2012年 関東馬 4勝 関西馬18勝
2011年 関東馬 4勝 関西馬17勝(外国馬1勝)
2010年 関東馬 8勝 関西馬13勝(外国馬2勝)
2009年 関東馬 4勝 関西馬18勝
2008年 関東馬 2勝 関西馬20勝
2007年 関東馬 6勝 関西馬16勝
2006年 関東馬 4勝 関西馬16勝(外国馬2勝)
2005年 関東馬 1勝 関西馬18勝(外国馬2勝)
これを見れば、一目瞭然でどれだけ関西馬の方が強い
という事がわかると思います。
※ ちなみにこの傾向は関西の騎手・調教師の能力が優れているという事ではなく
栗東トレセンと美浦トレセンの設備に違いによるものです。
今の栗東トレセンが出来る前までは東高西低でした。
ちなみに2013年の重賞成績は
関東馬 41勝 関西馬 92勝
こちらを見ても差は歴然ですね。
ちなみにこんな面白いデータもあります。
重賞にかかわらず、全レースでの統計で
休み明けの関西馬と関東馬を買ったときの回収率です。
関西馬 単勝回収率 87% 複勝回収率 85%
関東馬 単勝回収率 80% 複勝回収率 81%
※ 上記は共に単勝オッズ20倍以下の馬
実績だけでなく、期待値にもこれだけの差がある訳ですから
馬券は関西馬を買った方がいい訳です。
かといって、やみくもに何でもかんでも関西馬を買うのでなく
例えば、軸を2頭のうちどちらにしようか迷っている
1頭は関西馬で、1頭が関東馬
そんな場合は迷わず関西馬を買うべき
という事ですね。