菊花賞2020を予想する際に必要となる
過去10年に行われたレースからのデータ分析をしていきます。
有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?
有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?
また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら
菊花賞2020で好走している馬について話をしていきます。
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こんにちは、MOTOです。
スプリンターズステークスから復活したこのコーナー
せめて、GIシリーズは取り上げていきたいなぁと思っているので
データ派の皆さん、是非参考にしてくださいね。
という事で行ってみましょう!!
菊花賞2020は京都競馬場芝3000mで行われています。
京都競馬場で1年に2度しか行われないコース
それだけに2400m以下で好走してきた馬も
凡走してきた馬もここで一変する可能性がある
適性の求められるコースになっています。
そんな菊花賞を攻略すべく
このレースで好走している馬はどのような馬なのか?
過去10年のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
(データの整合性をとるために単勝50倍以下の馬でデータをとっています)
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菊花賞、過去10年のデータ分析
比較的フラットなコースも勝負所では前にいることが必要
まず最初にいつも通り菊花賞で
活躍する馬の脚質を見ていきましょう。
以下は菊花賞での4コーナーでの順位別成績です。
4コーナー5番手以内の馬の 複勝率は39.5%
4コーナー7番手以下の馬の 複勝率は14.8%
と、一見すると先行馬有利の様相を呈していますが
長距離戦の菊花賞は一筋縄ではいきません。
以下は菊花賞での2コーナーでの順位別成績です。
2コーナー5番手以内の馬の 複勝率は32.1%
2コーナー7番手以下の馬の 複勝率は24.4%
先行馬が優勢である事には変わりありませんが
成績分布としてはかなりフラットになっています。
道中の位置取りはどこにいても気にする必要はありませんが
勝負どころの4コーナーでは前にいることが重要なので
鞍上が仕掛けたところで動ける
”反応の良さ・気性の柔軟さ”
これが必要になる事が分かりますね。
次に菊花賞における過去10年の
上がり3ハロン順別成績も見てみましょう
通常のレースよりも末脚が重要になっています。
ただスタミナのままになだれ込むような馬は通用せず
しっかりと末脚を持っている馬を選びたいですね。
長距離なのにディープ産駒に一日の長あり
ここで菊花賞における種牡馬別成績を見てみましょう。
長距離戦でありながらも
ディープインパクト産駒が抜けた成績を残しています。
菊花賞に出走する馬はほとんどが未知の距離でのレース。
自ずと折り合いに専念するようになり
スローからの末脚勝負になりがちです。
長距離適性という言葉は菊花賞では通用しません。
次に菊花賞の前走レース別成績を見てみましょう。
神戸新聞杯組が圧倒的なシェアを見せており
ここにセントライト記念組が続いています。
条件戦からの臨戦は3着止まり
以前は長距離適性を活かしての台頭がありましたが
近年は折り合い重視の能力勝負傾向があるので
単純に能力値勝負という見方をした方がいいですね。
実力勝負は不調な馬に厳しい舞台
次に菊花賞における前走着順別の成績を見てみましょう。
前走3着以内の馬が好成績で
前走3着以下の馬が不調。
分かりやすい数値分布を見せています。
先ほども話したように落ち着いた流れになりやすい
菊花賞では能力が高くて、
調子のいい馬が馬券に絡んでいることが分かります。
最後に菊花賞での馬体重別成績を見てみると
500kg以上の大型馬が苦戦しているのが分かります。
能力勝負の中で唯一求められるのが
6回あるコーナーをいかにうまく回るか…
立ち回りの上手さは確実にプラス材料ですね。
以上が菊花賞2020を攻略するための主たるデータです。
まとめ
菊花賞で好走する馬の条件は以下の6点です。
・先行馬がやや優勢。
・前走しっかりと好走している馬が強い
・臨戦は神戸新聞杯が一番(セントライト記念もあり)
・ディープインパクト産駒が絶好調
・500kg以上の馬は苦戦傾向
データ的には コントレイル で仕方なし
相手も ヴェルトライゼンデ が筆頭ですね。
MOTOの今週の重賞で注目している馬
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私が菊花賞2020で注目しているのは
この舞台がピッタリな、あの穴馬です。
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