【スワーヴリチャード初年度産駒成績から見る特徴分析】重馬場は得意?距離適性は?牝馬は走る?

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2023年より産駒がデビューしたスワーヴリチャード産駒について

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
スワーヴリチャード産駒の特徴を見ていきたいと思います。

 

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こんばんは、MOTOです。

ディープインパクトが種牡馬を引退して
これからのサイアーランキングは混沌としてきました。

そんな中で注目されているのが

イクイノックスを輩出したキタサンブラック
デアリングタクトを輩出したエピファネイア

らがその筆頭格ではありますが

2023年からスワーヴリチャードが種牡馬としてデビューしました。

 

スワーヴリチャードは共同通信杯を勝利すると
日本ダービー2着、アルゼンチン共和国杯1着、金鯱賞1着を経て
大阪杯、ジャパンカップとGIを2勝したハーツクライ産駒

現役時代の成績も血統も派手ではないため
種付数はそれほど多くありませんでしたが
初年度産駒ではパワーホールが札幌2歳ステークス2着と
好成績を残しています。

そんなスワーヴリチャードについて

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
スワーヴリチャード産駒の特徴を見ていきたいと思います。

データを取得期間は2023年6月~2023年12月の
約1年間で取得しております。

 

他の種牡馬の産駒特徴については以下から確認して下さい。

種牡馬の成績分析一覧|気になる種牡馬の産駒成績を調べてみた

 

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スワーヴリチャード産駒の特徴について

スワーヴリチャード産駒の全体成績について

まずはスワーヴリチャードの全体成績を見ていきましょう。

【23.16.20.68】

勝率 18.1%、複勝率 46.5%
単勝回収率 170%、複勝回収率 108%

と平均を上回る成績を残しています。

基本的に新種牡馬の成績は総じて平均以上になりますが

期待値としては平均よりもかなり上のレベルになる

という評価が妥当だと言えます。

 

芝とダートの成績を見てみると

< 芝 >

勝率 17.3%
複勝率 49.1%
単勝回収率 176%
複勝回収率 116%

 

< ダート >

勝率 23.5%
複勝率 29.4%
単勝回収率 128%
複勝回収率 59%

勝率はダートの方が高いですが、芝の方が成績は優秀

スワーヴリチャードは芝が得意な種牡馬である

という事が示されています。

 

牝馬の成績を見てみると

< 全体成績 >

勝率 18.1%
複勝率 46.5%
単勝回収率 170%
複勝回収率 108%

 

< 牝馬成績 >

勝率 13.4%
複勝率 43.3%
単勝回収率 51%
複勝回収率 89%

全てのの数値が、全体成績を下回っています。

これらから

”スワーヴリチャード産駒は牡馬の方が買える”

という事が分かります。

 




 

スワーヴリチャード産駒の適性距離について

次にスワーヴリチャード産駒の距離適性を調べるために
産駒の距離別成績を見ていきたいと思います。

1000m~1300m 【4.3.3.14】
1400m~1600m 【8.4.10.29】
1700m~2000m 【11.9.7.25】

複勝率、複勝回収率を見ると

1000m~1300m 複勝率 41.7%、複勝回収率 91%
1400m~1600m 複勝率 43.1%、複勝回収率 90%
1700m~2000m 複勝率 51.9%、複勝回収率 133%

 

< 最も得意な距離 >

【1700~2000m】
勝率 21.2%
複勝率 51.9%
単勝回収率 310%
複勝回収率 133%

< 最も苦手な距離 >

【1000~1300m】
勝率 16.7%
複勝率 41.7%
単勝回収率 67%
複勝回収率 91%

スワーヴリチャード自身が中長距離馬でしたし
産駒も1700~2000mの成績がひときわ良くなっているので

”中長距離戦の方が強い” という事が分かります。

 

 

スワーヴリチャード産駒の道悪適性について

次にスワーヴリチャード産駒の道悪適性を調べるために
産駒の馬場別成績を見ていきたいと思います。

芝・良馬場 【19.12.16.45】
芝・稍重馬場 【0.4.3.7】
芝・重馬場 【0.0.0.4】
芝・不良馬場 【0.0.0.0】

ダート・良馬場 【3.0.1.10】
ダート・稍重馬場 【1.0.0.1】
ダート・重馬場 【0.0.0.1】
ダート・不良馬場 【0.0.0.0】

 

まだ母数が少ないので、こちらは参考程度になりますが

芝のレースでの道悪でパフォーマンスを下げている
ダートのレースでも道悪でパフォーマンスを下げている

という事が分かります。

 



 

まとめ

ここまでスワーヴリチャード産駒の特徴について分析を行っていきました。

全体面:期待値の高い種牡馬である。

性別差:牡馬の成績が良い。

芝・ダート適性:芝の方が得意。

距離適性:中長距離の方が成績が良い。

道悪適性:芝、ダート共にパフォーマンスダウン

このあたりを頭に入れて、馬券を買っていきたいですね。