GIからの臨戦は苦戦傾向?毎日王冠コース分析


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中山開催も終了して、今週から東京開催です。
メインレースは毎日王冠

天皇賞、マイルチャンピオンシップを狙う馬が出走してくるレースですが
どのような馬がこのレースで活躍しているのか
前走成績から傾向を掴んでいきましょう。

主な前走レースを見てみると

     単回収 複回収 複勝率 頭数
安田記念 53% 33% 20.0% 20頭
宝塚記念 113% 91% 31.3% 16頭
エプソムC 69% 61% 30.0% 10頭
札幌記念 131% 90% 30.0% 10頭

となっています。

GIからの臨戦はあまり成績が良くありません。

最高峰のレースを使ってきた馬の成績がなぜ良くないのか
このあたりにレース攻略のヒントがありそうなので
安田記念、宝塚記念を掘り下げていく事で傾向を見てみましょう。

まずは安田記念ですが、いくらGIに出走していても
能力の低い馬はG2最高峰である毎日王冠では活躍できていません。

前走9着以内という条件で絞ってみると

(単回収66%、複回収41% 複勝率25%) 16頭

全体的に数値が上がっていきます。

ここに前走9番人気以内と更に実力の要素を加えていくと

(単回収82%、複回収50% 複勝率30.8%) 13頭

こちらも全体的な数値が上がっていきます。

GIからG2へのダウン戦とはいえ
能力の担保がない馬は活躍できません。

次に距離適性ですが、毎日王冠は安田記念から見ると距離延長戦

逃げ、番手で競馬をしていた馬にとっては負荷がかかるので
この条件を除くと更に率は上がります。

前走4角3番手以下(単回収97%、複回収60% 複勝率36.4%) 11頭

ここに年齢の要素を加えていきます。

毎日王冠は全体として年齢の若い馬が活躍するレース
ですので、5歳以下という条件を加えると

(単回収152%、複回収94% 複勝率57.1%) 7頭

信頼できる数字に変わってきます。

そして毎日王冠と言えば東京開幕週の重賞という事で
前に有利に働く傾向があります。
後方からの上がり勝負というような馬は苦戦を強いられます。

前走上がり3F4位以下だった馬でさらに抽出をかけると

(単回収267%、複回収137% 複勝率75%) 4頭

現在の能力が十分にあり、脚質の自在性がある馬

を狙っていきたいですね。

次に宝塚記念を見てみます。

こちらも安田記念同様、能力の担保は必要です。

前走0.5秒以内で絞ってみると

(単回収295%、複回収275% 複勝率75%) 4頭

毎日王冠と宝塚記念では求められる正反対ですが
中距離最高峰のGIで好勝負をしている馬は成績を残せています。

着差ではなく着順でも同じ傾向を見せます。
前走5着以内で絞ってみると

(単回収364%、複回収184% 複勝率60%) 5頭

この条件に脚質の要素を加えてみると

前走上がり3F6位以下(単回収606%、複回収306% 複勝率100%) 3頭

となります。

適性こそ違いますが、レース間隔がそれほど空いていない点もプラスされ
宝塚記念と毎日王冠は好相性です。

毛嫌いしないようにしましょう。

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