中山で行われるマイル重賞ダービー卿チャレンジトロフィーは
重要度の低いG3ハンデ戦という事で
オープン特別、条件クラスからの出走も多数あります。
その中でも主な臨戦過程を見てみると
東風S経由(単回収163%、複回収180% 複勝率35.5%) 31頭
東京新聞杯経由(単回収80%、複回収47% 複勝率18.2%) 11頭
阪急杯経由(単回収157%、複回収115% 複勝率33.3%) 9頭
中山記念経由(単回収0%、複回収60% 複勝率21.4%) 14頭
以上が中心となります。
中でも一番多く出走馬を出しており成績も
優秀な東風ステークスを見てみましょう。
まずこのデータから4角3番手以下(逃げなかった馬)に絞ってみると
(単回収220%、複回収216% 複勝率43.5%) 23頭
とかなり成績が上がります。
オープン特別の流れよりも重賞の流れの方が厳しくなりやすいため
逃げる馬にとっては条件が厳しくなる事が分かります。
次に4歳・5歳の馬に絞って見てみると
(単回収285%、複回収335% 複勝率66.7%) 12頭
と更に成績はアップします。
急坂のある中山で行われる重賞ですが
スピードの問われるレースになる事が多く
若くスピード能力のある馬の方が有利である事が分かります。
この条件からもう一段階、前走上がり1,2位という条件で絞ってみると
(単回収855%、複回収555% 複勝率100%) 4頭
と抜群にいい成績を残しています。
オープンの緩い流れを鋭い末脚で差してきた馬が
厳しいペースでさらに持ち味を発揮するという事が分かりますね。
次に東京新聞杯経由の馬を見てみましょう。
こちらは率としては低い数値を示していますが
前走4角6番手以下に限ると
(単回収880%、複回収370% 複勝率40.0%) 5頭
数値がかなり向上します。
スピード・差し脚が武器である馬でないと活躍が難しい事が分かります。
上の条件に東風ステークス組でも加えた
年齢4歳・5歳という条件で更に絞ってみると
(単回収293%、複回収173% 複勝率66.7%) 3頭
単複の回収率は減りましたが
複勝率は上がっています。
ここに当日5番人気以下という条件を加えると
(単回収440%、複回収260% 複勝率100%) 2頭
サンプルは少ないですが、穴馬として狙える存在になりそうです。
この点を踏まえて予想をしていくと的中に近づくでしょう。
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