ギャンブル好きとして知られている
フリーアナウンサーの徳光和夫さん(通称徳さん)
その徳光さんがグリーンチャンネルで放送している
「競馬場の達人」に出演しました。
(舞台は2015年4月26日(日)の東京競馬場でした)
ここでは徳光さんの競馬予想レベルについて
話をしていきたいと思います。
まず予想スタイルですが
ご自身では「穴党」と断言しています。
『18頭立てのレースで、仮に1頭が競走馬で
残りの17頭が豚だったとしても豚から馬券を買うタイプだ』
という名言も残してくれました。
ですが、馬券を見ると1頭軸という形ではなく
全てがボックス買いでした。
この日のレースは全体的に堅かったので
どれくらいの穴馬を買っていたかは分からないのですが
当然その中には人気馬も含まれており
穴党ではなく人気馬・穴馬含めて満遍なく買うタイプと言えます。
これ自身は悪い事ではありません。
常に大穴を狙うという行為が馬券を買う上で最も収支が悪くなる行為ですからね。
ただ、競馬新聞に書いてある情報に丸乗りして馬券を買っていた点は頂けません。
予想をする意義がなくなってしまうという点もそうですが
その新聞に掲載されている情報が優れた物なのかという点も分かりませんからね。
大抵競馬新聞に書いてある情報は一般論的な事が多く
期待値としては控除率を引いた数字に近づいてしまいます。
(平均やや上くらいが一番多いですね)
次に馬券の買い方ですが、最初に話したとおり
6~7頭のボックスでの3連単か3連複がほとんどでした。
この買い方をすると当然の事ながら点数が増えてしまうので
的中率こそ高くなりますが、回収率は平均に落ち着いてしまいます。
人気サイドで決着をするとトリガミになる事も多く
馬券回収率を上げるには非合理的な買い方だと判断できます。
予想スタンスと馬券の買い方はこんな感じです。
あとはこの2つ以外の要素で印象に残ったことを話しましょう。
競馬場の達人では、東京以外のレースも積極的に参加をしていて
とにかく買えるレースは馬券を買いたいという気持ちが強く出ていました。
レースの中身を吟味する暇なく馬券を買っていく事ですから
これも馬券回収率的にはいいことではありません。
大きく見て収支が平均化していきます。
以上です。
まとめると馬券で勝ちたいという人にとって
徳光さんの予想の仕方、馬券の買い方は参考にはならない
と言えます。
ただ、印象的だったのは心の底からギャンブルが好きなのだなぁという点
有名人(大御所)なので、お金は腐るほど持っているでしょうし
馬券で勝ちたいという観点から競馬にアプローチをしていない
事が番組を見ていてよく分かりました。
1レース1レース馬券をたっぷりと買って
その結果に一喜一憂しながら競馬を楽しみたい。
というのが徳光さんのスタンスですから
馬券の買い方はこれでいいのだと思います。
これとは逆に「馬券で勝ちたい」
“勝つことにフォーカスして馬券を買いたい”
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