競馬騎手の年収、収入はどれくらい?ルメール、武豊、藤田菜七子の年収は??【競馬コラム】
2021.05.04更新
ここでは競馬(JRA)騎手の年収、収入はどれくらいなのか??
ルメール、武豊、藤田菜七子はどれくらい稼いでいるのか??
という点を調べてについて話してみました。
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こんにちは、MOTOです。
私はyoutubeを良く見るんですが
元競馬騎手の藤田伸二さんの動画を見ている中で
気になる情報を提供してくれてたんですよね~
その気になる情報とは
”競馬騎手の収入について” です。
いつの時代でもお金の話は面白いし、気になりますね。
私は学生の頃からダビスタをやっていたので
レースで獲得した賞金の5%を手に入れられる事は
知っていたのですが、それ以外は良く分かってなかったんですよね~
ですので、
「成績下位騎手はどうやって収入を得ているんだろう??」
と、思ったんですよね。
そこで今回は
ここでは競馬(JRA)騎手の年収、収入はどれくらいなのか??
ルメール、武豊、藤田菜七子達はどれくらい稼いでいるのか??
というテーマでお話しをしてみました。
という事で、早速行ってみましょう。
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JRA騎手(ジョッキー)の年収はいくらくらい??
JRA騎手の年収の平均は1,000万円と言われています。
もちろん実力勝負の仕事なので、
稼げる騎手と稼げない騎手では差があって
稼げない場合は年収500万円以下の騎手もいるようです。
しかし、一般的な騎手の年収は約5.000万円
月収に換算すると400万円と非常に高収入な職業となっています。
ただ、こちらはネットや口コミなどでの情報なので
平均値は定かではありませんので
得られる収入の内訳を見ていきながら検証していこうと思います。
JRA騎手(ジョッキー)の収入の内訳は??
年収の算出方法は以下の数字を合算したものです。
1.獲得賞金x5%(ジョッキーの取り分)
2.出走数x騎手奨励手当(16000円)
3.出走数x騎乗手当(重賞:43000円 一般:26000円)
※ G1レースは63000円と言われています。
4.調教手当(1頭5,000~6,000円:1日5頭まで)
「獲得賞金x5%(ジョッキーの取り分)」
これはダビスタやウイニングポストなどの
競馬ゲームでも知られている収入源ですよね。
騎乗手当については藤田伸二さんの
youtubeチャンネルでも話をしていたんですよね。
ちなみに藤田伸二さんは大体以下の感じじゃない??
平場 24,000円
G2・G3 30,000円
GI 50,000円
と言っていました。
という事で、調教手当についても藤田伸二さんの発言を元に
計上しているので、あくまで参考値としてくださいね。
これらをまとめて
獲得賞金別の想定年収と
騎乗手当(騎手奨励手当含む)別の想定年収を
ランキング形式で発表していきながら
トータルの想定年収についてもランキング形式で発表していきます。
獲得賞金別の想定年収
ここでは2020年の獲得賞金を踏まえて
ランキングしていきたいと思います。
※2020獲得賞金は「net.keiba」のサイトを参考にさせて頂いております。
1位 ルメール 2億2,695万円(45億3,913万円)
2位 川田将雅 1億5,560万円(31億1,207万円)
3位 福永祐一 1億5,521万円(31億0,428万円)
4位 松山弘平 1億4,386万円(28億7,736万円)
5位 武豊 1億1,524万円(23億0,484万円)
6位 北村友一 1億0,147万円(20億2,948万円)
7位 吉田隼人 8,247万円(16億4,945万円)
8位 横山典弘 8,024万円(16億0,481万円)
9位 デムーロ 7,888万円(15億7,767万円)
10位 田辺裕信 7,751万円(15億5,022万円)
11位 和田竜二 7,589万円(15億1,787万円)
12位 三浦皇成 7,078万円(14億1,574万円)
16位 戸崎圭太 6,244万円(12億4,883万円)
17位 幸英明 6,108万円(12億2,165万円)
21位 団野大成 5,112万円(10億2,240万円)
22位 松若風馬 4,954万円(9億9,084万円)
50位 古川吉洋 2,233万円(4億4,665万円)
51位 藤田菜七子 2,196万円(4億3,922万円)
100位 蛯名正義 531万円(1億631万円)
101位 宮崎北斗 517万円(1億342万円)
122位 西田雄一郎 303万円(6,073万円)
123位 木幡初也 296万円(5,920万円)
144位 柴田未崎 52万円(1,052万円)
148位 鈴木慶太 24万円(478万円)
150位 村田一誠 15万円(311万円)
全てを載せてしまうとごちゃごちゃになってしまうので
主な騎手について掲載をしています。
1位のルメール騎手はダントツですが
6位の北村友一騎手までは
獲得賞金だけで年収1億円超えとなっています。
そして21位の団野大成騎手までが獲得賞金10億円超え
つまり収入でいうと5,000万円以上の
高年収を得ていると言えます。
51位の藤田菜七子騎手も2,000万円以上の収入を
獲得賞金から得ており、20代前半としては破格の年収だと言えますね。
ただ、一見すると良いように見えますが
100位の蛯名正義騎手あたりは獲得賞金が1億円前後という事で
収入でいうと500万円と一般サラリーマンと
大差ない収入をとなっています。
100位以下の騎手は、専門性があって、命の危険性があり
労働寿命も長くない職業としては貰える賞金は少ない
と言えるのではないでしょうか。
これだけだと食えない騎手が多くなってしまいそうなので
「出走手当」というものがあるのでしょう。
続いて出走手当での収入を見ていきたいと思います。
騎手奨励手当及び騎手手当別の想定年収
ここでは2020年の出走数を踏まえて
ランキングしていきたいと思います。
※ 前項で騎乗手当(重賞:43000円 一般:26000円)と記載しましたが
計算が複雑になるため1回につき30,000円の手当で計算しております。
1位 松山弘平 2,754万円(918回出走)
2位 幸英明 2,721万円(907回出走)
3位 和田竜二 2,538万円(846回出走)
4位 団野大成 2,493万円(831回出走)
5位 岩田望来 2,376万円(792回出走)
6位 ルメール 2,343万円(781回出走)
7位 田辺裕信 2,277万円(759回出走)
8位 吉田隼人 2,229万円(743回出走)
9位 横山武史 2,184万円(728回出走)
10位 松若風馬 2,181万円(727回出走)
11位 丹内祐次 2,160万円(720回出走)
12位 大野拓弥 2,121万円(707回出走)
13位 亀田温心 2,106万円(702回出走)
14位 福永祐一 2,094万円(698回出走)
17位 武豊 2,001万円(667回出走)
24位 三浦皇成 1,887万円(629回出走)
26位 川田将雅 1,782万円(594回出走)
32位 藤田菜七子 1,710万円(570回出走)
34位 北村友一 1,671万円(557回出走)
40位 デムーロ 1,626万円(542回出走)
50位 川須栄彦 1,365万円(455回出走)
54位 戸崎圭太 1,284万円(428回出走)
56位 横山典弘 1,263万円(421回出走)
全てを載せてしまうとごちゃごちゃになってしまうので
主な騎手について掲載をしています。
獲得賞金順の順位と違って1位の松山騎手と
50位の川須騎手は倍の違いしかなく
騎手にとって安定的な収入を得られるカテゴリーになっています。
(賞金獲得順だと1位は50位の10倍の収入)
もちろん、成績を残せないと騎乗できないという
リスクはある訳ですが、騎手と言う職業を残すための
ライフライン的な収入源だと言えますね。
ちなみに賞金獲得下位だった騎手を例に出すと
宮崎北斗 627万円(209回出走)
(賞金獲得分は 517万円)
西田雄一郎 435万円(145回出走)
(賞金獲得分は 303万円)
木幡初也 561万円(187回出走)
(賞金獲得分は 296万円)
柴田未崎 138万円(46回出走)
(賞金獲得分は 52万円)
鈴木慶太 39万円(13回出走)
(賞金獲得分は 24万円)
村田一誠 69万円(23回出走)
(賞金獲得分は 15万円)
賞金獲得140位以下の3人(柴田未崎、鈴木慶太、村田一誠)は
生活するのに厳しいと言えますが
125位以上であれば700万以上の収入を得ているので
プロとしてやっていける収入があると言えますね。
調教手当別の想定年収
こちらについては何回くらい調教に乗るのが相場かが分かりませんが
仮に水・木の週2回に2頭ずつ調教に跨ると仮定すると
毎週2万円の収入となり、月8万円の収入ですね。
MAXで5回騎乗すると仮定すると毎週5万円の収入で
月20万円の収入となります。
これでもギリ生きていけそうですね。
故障した時の補償金
これは藤田伸二さんのyoutubeで公開されていた事ですが
ケガをした時はJRAから多額の保証金が出るようです。
以下は藤田さんが動画で話していた金額です。
藤田信二元騎手は怪我した時に1,200万円
岡潤一騎手元騎手が脳挫傷になった時は8,000万円
西原玲奈元騎手が怪我した時は3,000万円
危険な仕事らしく、厚い補償がされているようですね。
全てを込みとした騎手年収
それでは(調教を除いた)総収入をまとめてみましょう!!
栄えあるトップ5はこちらの5名です!!
1位 ルメール 2億5,038万円
2位 福永祐一 1億7,615万円
3位 川田将雅 1億7,342万円
4位 松山弘平 1億7,140万円
5位 武豊 1億3,525万円
1億円超えは以下の4名を含めた9名です。
6位 北村友一 1億1,818万円
7位 吉田隼人 1億0,476万円
8位 和田竜二 1億0,127万円
9位 田辺裕信 1億0,028万円
他の主たる騎手は以下の通りです。
10位 デムーロ 9,514万円
11位 横山典弘 9,287万円
12位 三浦皇成 8,965万円
13位 幸英明 8,829万円
ここからは順位が分かりませんが、こんな感じです。
藤田菜七子 3,906万円
団野大成 7,605万円
戸崎圭太 7,528万円
松若風馬 7,135万円
宮崎北斗 1,144万円
木幡初也 857万円
西田雄一郎 738万円
柴田未崎 190万円
村田一誠 84万円
鈴木慶太 63万円
競馬騎手の年収について、興味深いデータを見つけました。
こちらはフリースピンがもらえるカジノの比較サイト、
BonusFinderが発表したインフォグラフィックスで、
スポーツ選手の男女別の年収ランキングトップ10を競技別に示しています。
黄色の円で縁取りされている女性のランキングを見ると、
競馬の藤田菜七子騎手がランクインしているのが分かります。
ちなみに、女子のトップ5はこんな顔ぶれでした。
(残念ながら、男子選手のトップ5には、競馬騎手はランクインしてませんでした・・)
2020年日本人女子アスリートの年収ランキング
1位:大坂なおみ(テニス)40億円
2位:渋野日向子(ゴルフ)4億3000万円
3位:石川佳純(卓球)1億2000万円
3位:高梨沙羅(スキージャンプ)1億2000万円
5位:藤田菜七子(競馬)6000万円
1位の大坂なおみ選手と2位以下の選手にはかなり大きな差があって驚きです!
今回ランクインした藤田騎手も、その他の競馬騎手も
これからどんどん活躍をしてほしいところですね。
< まとめ >
2020年に成績が残っている騎手は146名
その中で125名以上は年収500万以上を維持しており
調教手当なども入れればほぼ全員が食える職業だと言えます。
そういった意味では実力社会のプロスポーツ社会で
騎手という職業は恵まれている部分が多いかもしれません。
競馬という金満な業界にいる影響が大きく
収入面では魅力的な職業だと言えますね。
ただ、命の危険がある職業ではありますし
過酷な減量を求められる職業でもあり
昔気質の社会で縦社会の厳しさもある
プロフェッショナルとして技術・振舞いを求められる
素晴らしい職業だと思います。
馬券が外れても騎手にヤジらないで、
リスペクトを持って接していきましょうね!!
< 今週の重賞注目馬 >
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