今回は馬券についてちょっと気になった事があったので
それについては話をしてみたいと思います。
テーマは
「3連複」と「ワイド」と「複勝」どの馬券が一番お得か??
という事です。
考えるきっかけとなったのは
2015年先々週の日経賞と高松宮記念で双方とも3連複を当てたこと
どういう馬券かというと…
日経賞の方は本命 ホッコーブレーヴ
3連複は1頭軸7頭流しの 21点
的中した倍率は 89倍
高松宮記念の方は本命 ハクサンムーン
3連複は1頭軸7頭流しの 21点
的中した倍率は 140倍
双方とも相手を絞る事が出来ず、
やむを得ず手を広げた結果の馬券なんですが
この結果を受けて、ふと
「果たしてワイドだったらどうだったんだろう?」
という考えが頭をよぎりました。
早速、ワイドだったらどうだったのか考えてみましょう。
日経賞 3-4 13.7倍 3-6 13.6倍 合計 27.3倍
高松宮記念 4-15 29.3倍 15-16 19.8倍 合計 49.1倍
そして、3連複だと21点必要な点数が、ワイドだと7点で済むので
ワイドの場合は3連複の3倍の資金を掛ける事が出来ます。
そこを考慮すると
日経賞 3連複 89倍 ワイド 81.9倍
高松宮記念 3連複 140倍 ワイド 147.3倍
ほとんど同じです。
つまり3連複を買っても、ワイドを買っても同じだった。
と、思いがちですがそうではありません。
この結果を受けるとワイドの方がお得です。
なぜかというと相手の馬が1頭来ればワイドは当たるので
3連複は外れでも、ワイドは的中するパターンがあるからです。
つまり、私が当てた日経賞と高松宮記念はワイドの方が効果的だったと結論づけられます。
では、もっと大きい配当だった場合も考えてみましょう。
2014年に私が3連複を当てた中京記念
本命 マジェスティハーツ
3連複は1頭軸6頭流しの 15点
的中した倍率は 600.3倍
ワイドでの配当は 8-14 38.6倍 8-15 26.3倍 合計 64.9倍
購入比率は 15:6 で2.5倍
この比率を加味すると
3連複 600倍 に対して ワイドは 162倍
飛び抜けて3連複の方が高配当です。
果たしてこの違いは何なのでしょうか…
それは本命馬と相手馬の人気の違いです。
前述した高松宮記念、日経賞は 中穴馬 → 本命馬 という形で馬券を買ったのに対して
中京記念は 本命馬 → 中穴馬 という形。
この違いが3連複とワイドの旨味の違いを生んでいます。
別の角度からこの仮説を検証してみます。
2015年の高松宮記念でミッキーアイルを本命にしていたらどうでしょう
ワイドの配当は
4-16 10.4倍 15-16 19.8倍 合計 30.2倍
ですので、
3連複 140倍 ワイド 90.6倍
となり、3連複の方が1.5倍も配当が高くなります。
ここで結論です。
3連複とワイドの購入について
3連複 本命馬 → 穴馬
ワイド 穴馬 → 本命馬
とするとメリットが多いと言えます。
少し補足をすると
軸馬に選んだ馬よりも人気の低い馬を選ぶ時は3連複の方が爆発力があり
軸馬に選んだ馬よりも人気の高い馬を選ぶ時はワイドの方がメリットがある
という事です。
軸馬1頭から相手6頭流し
同じ買い方でも配当や期待値に違いが出て来るので、
相手馬の配当を確認して、買い方を変えて下さいね。
ここでは馬券の買い方の考察を行っていますが
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