ここではトニービンの最高傑作と言われている
ジャングルポケット産駒の特徴について分析をしていきたいと思います。
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< はじめに >
2001年に年度代表馬になったジャングルポケット
トニービンが生んだ名馬の中でも最高級の能力と
個性豊かなインパクトの強い走りで
多くのファンを魅了した馬です。
今までウイニングチケットなどのトニービンの子供は
種牡馬として花が開かないまま引退してしまう事が多かったですが
トニービンの子供で唯一種牡馬としても成功している馬でもあります。
(2013年はサイアーランキング13位)
ここではそのジャングルポケット産駒の走りの特徴を分析して
今後の馬券検討に生かしていきたいと思います。
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ジャングルポケット産駒の芝・ダート適性
まず芝・ダートの適性ですが、芝>ダートの傾向が顕著です。
中央芝コース 勝率7.0% 複勝率 21.7%
ローカル芝コース 勝率6.6% 複勝率 20.1%
中央ダートコース 勝率5.6% 複勝率 15.9%
ローカルダート 勝率5.2% 複勝率 17.2%
双方ともに明らかに違いますね。
芝からのダート替わり、またその逆で出走してくる時は
このデータを頭に入れて評価にプラスマイナスを加えたいところです。
ジャングルポケット産駒のコース(競馬場)適性
コースは中山が一番好成績、続いて東京、京都、阪神と続いていきます。
パワーが勝った馬が多い傾向にあります。
が、どちらかというと関東場所の方が有利で
父親トニービンとはひと味違った産駒傾向ですね。
ジャングルポケット産駒の距離適性
距離は2200m~2400mが一番得意としています。
このクラシックディスタンスは勝率9.2% 連対率17.2%と非常に高い数字を残しています。
その他の距離は勝率5~7%、連対率12~14%なので違いは明らか
距離延長は全く苦にならない、むしろプラスになる可能性が高い事を頭に入れておきましょう。
ジャングルポケット産駒の馬場適性
馬場は良馬場が一番持ち味を出せます。
こなせても稍重までといったところでしょうか。
複勝率を比較してみると
良馬場21.7%、稍重馬場19.2%、重馬場15.9%、不良馬場17.4%となっています。
稍重までだったら力を発揮できる馬が多いようです。
ちなみに上は芝の成績でダートはどんな馬場でも大差はありません。
まとめ
ジャングルポケット産駒は
芝に高い適性を見せるパワー型の中長距離馬
と言えます。
狙えるパターンをいくつか挙げていきましょう。
・ダートから芝に替えてきた時
・他の競馬場から中山競馬場に向かってきた時
・距離を2200以上に伸ばしてきた時
これらを数多く満たしていけば狙える馬となります。
上手く特性を見抜いてしっかりと回収率の高い馬券を取りましょう。
代表産駒からもう一歩特徴を読む
トーセンジョーダン
3歳時はクラシックに縁がなかったが、4歳より徐々に頭角を現し
5歳には遂にGIを制覇、中山や札幌など力のいる馬場もこなすが
本質的にはスピードが勝ったタイプで東京コースを得意としている。
距離も2000m以上なら幅広く対応しており、
どの競馬場でも安定した力を見せてくれる馬
ヴェルデグリーン
5歳になってやっと芽を出した遅咲きの晩成馬
パワーに特化した馬で、その迫力の末脚は
中山競馬場で最高のパフォーマンスを見せる。
距離も2000mを超えた方が良いタイプで
ジャングルポケットの展開的な産駒と言える。
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