ダイワメジャー産駒の特徴分析|東京、中山、京都、得意な競馬場は?他条件も分析

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ダイワメジャー産駒を様々な角度から分析し、産駒の特徴や
東京、中山、京都、阪神の中でどの競馬場が一番得意なのか

またどういった条件だと強く、どういった条件だと弱いのか、を徹底的に分析しています。

 

現在競馬界と切っても切れない存在

それは「ダイワメジャー産駒」です。

 

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< はじめに >

 

ディープインパクトをはじめとしてサンデーサイレンス系種牡馬は数多く存在します。

ハーツクライ、ゼンノロブロイ、ネオユニヴァース、ステイゴールド
スペシャルウィーク、ダンスインザダーク、アグネスタキオン、ブラックタイド 等など

数多くの種牡馬がいる中で共通している点は「中長距離で活躍した馬」だということ。

当然産駒にもその能力は引き継がれ、中長距離で活躍する馬が多く誕生しています。
その分、手薄になっているのが短距離路線の馬です。

 

そんな状況の中、サンデーサイレンス系で
短距離に特化した馬が「ダイワメジャー」です。

 

現役時代にマイルGIを3勝、皐月賞・天皇賞でも勝ち鞍があり、有馬記念でも馬券に入った
ダイワメジャーは高い能力を誇る唯一のサンデー系短距離種牡馬と言えます。

現代の競馬は長距離よりも短距離の方が多くレースを組まれています。
特にデビューから間もない2歳戦などは短距離戦が多く見受けられます。

オーナーの立場にたってみれば、競走馬は賞金を稼いでナンボ。
長距離が得意な晩成タイプの馬を持つよりも、早くから短距離で活躍してくれる馬を
持ちたいと思うのは必然と言えます。

 




 

ダイワメジャーはこのニーズを満たせる種牡馬で年々存在感を増しています。

 

<リーディングサイアーランキング>

2016年 3位(2016年9月終了時)
2015年 4位
2014年 5位
2013年 4位
2012年 7位
2011年 35位

 

リーディングサイアーランキングを見てみると徐々にダイワメジャーの地位が
上がっている事が分かります。

距離適性を武器にディープインパクト、キングカメハメハの2強を崩す可能性があるほど
存在感の大きい種牡馬に成長しました。

 

今まで、ダイワメジャー産駒という事を意識しないで馬券を買っていた人や
血統が苦手で種牡馬とか考えるのが面倒くさい
というような苦手意識を持っている人には是非読んで頂き、
今後の予想に役立てて貰えたらと思います。

ここではダイワメジャー産駒を徹底分析するため
過去のデータを数多く利用しています。

データに関しては、競馬予想の実践として使えるように古すぎないデータを使用していますが
新しすぎるデータだと母数が少なく、データとしての信頼性に欠けるので
「2014年1月1日~2016年6月30日」のデータを使用しています。

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ここからいよいよ本題に入ります。

 

最初はダイワメジャー産駒の基本的な知識について話をしていきたいと思います。

 

 

< 全体の勝率・複勝率・回収率について >

お話をする前に、まずはダイワメジャー産駒全体の成績を見てみましょう。

 

ディープインパクトは別格としても、キングカメハメハに並ぶ好走率を誇っています。

そして、なによりも回収率が高い点がダイワメジャーの最大の特徴です。
この数字はディープインパクト、キングカメハメハよりも遙かに高い数値であり
全てのオッズの馬を対象にして単複の回収率が80%を超えるという事はまずありません。

 

決して得意とは言えないダートでも、高い数字を残しており

「ダイワメジャー産駒はそれだけ質の良い走りを見せている優良種牡馬である」

と言えます。

 

まずは、ダイワメジャー産駒は馬券を買えるいい種牡馬であると言うことを覚えておきましょう。

 



 

ダイワメジャー産駒の基本特性

 

前章では、ダイワメジャー産駒の全体評について話をしましたが
ここではダイワメジャー産駒が持っている基本的な適性について
お話をしていきたいと思います。

前章ではダートでの成績も良いという話をしましたが
数字的には芝の方がいいので、芝の成績を中心にお話をしていきます。

 

1.早熟傾向にある持続型の成長曲線

競走馬の成長過程として「早熟」「平均」「晩成」とタイプが分かれていますが
ダイワメジャー産駒は「早熟」タイプにあたります。

最初に年齢別の成績を見て下さい。

 

2歳時の成績が一番良く、続いて3,4歳、5歳以降緩やかに成績が後退していく
典型的な早熟曲線を描いている事が分かります。

ダイワメジャー自体は3歳で皐月賞を勝ったもののその後しばらく低迷
復活してからは6歳でGIを勝つほど息の長い活躍をした馬です。

その馬が早熟傾向となっているのはピンときません。

 

このような成長曲線になっているのは2つ原因が考えられます。

1点目は2歳、3歳時の方が短距離のレースが多い点

ダイワメジャー産駒はマイル以下で力を発揮する種牡馬ですが
2歳戦などはほとんどマイル以下のレースが組まれるプログラムになっています。
(2歳GIもマイルGIのみ)

そのため、ダイワメジャー産駒が力を発揮しやすい舞台設定が出来ており
若い時期から活躍が出来ています。

 

2点目はダイワメジャーがパワータイプの種牡馬であるという点

スピード・スタミナ・パワーと競走馬には大きく分けて3つの要素がありますが
ダイワメジャーの最大のウリは「パワー」、そして次に「スピード」です。

競走馬が年齢を重ねていって最初に衰えるのは「スピード」です。

ですので、短距離が得意な馬がスピード能力を減らしていき、パワーだけで勝負するようになると、どうしても成績が下がっています。
突出したスピード能力があればそれなりに戦えますが、そこまでの馬はなかなかいません。

結果、どうしても年齢を重ねるほど不利な戦いを強いられます。

このあたりがダイワメジャー産駒に早熟傾向を見せている原因だと言えるでしょう。

 

2.距離は2000m以下がベストも、長距離戦が全くダメではない。

ダイワメジャーの代表的な産駒はマイル以下で活躍していましたが
実際にどの距離に強いのか、距離別の成績を見てみたいと思います。

 

成績が安定しているのは1600m~2000mです。

また母数を見て貰うと分かりますが、1400m以下へのレースの出走も多く
短距離に特化した種牡馬であるという事が分かります。

ただ、2200m以上の成績を見てみると、そこまで成績が急落していません。
出走頭数が少なく、アベレージも低いのでマイナス要素である事は間違いありませんが
まったくダメというレベルではありません。

 

このあたりはパワーが強く出ていることによりスピード勝負にならないという事と

ダイワメジャー自身が有馬記念3着の実績があるようにある程度の距離をこなしていた

という事が大きな要因となっています。

 

このデータをみて

「1600m~2000mに強いが、他の距離もある程度こなす」

と結論づけることが出来ます。

 


 

3.馬場悪化は苦にならず、不良馬場は得意

次にダイワメジャー産駒の馬場適性について見てみたいと思います。

ダイワメジャー産駒の馬場別成績を見てみると

 

ぱっと見て分かるように良馬場よりも重馬場・不良馬場と馬場状態が悪くなればなるほど
好成績を残しています。

スピードを武器にするディープインパクト産駒などは馬場が悪くなると
持ち前のスピードが削がれてしまうので、パフォーマンスを落としてしまいますが
パワーが最大の武器であるダイワメジャー産駒は馬場がぐちゃぐちゃになって
パフォーマンスを落とすことはありません。

 

むしろ他の馬がパフォーマンスを落とす分、相対的にパフォーマンスが上がってきます。

「ダイワメジャーは馬場が悪くなればなるほど良い」

という事を覚えておきましょう。

 

4.全体的にスケールが小さく、GI級の馬は少ない

回収率が良く、種牡馬として優秀なダイワメジャーですが
GI級の馬となるとさほど多く輩出できていません。

2016年はメジャーエンブレムがGIを2勝しましたが
カレンブラックヒルやコパノリチャードといったGI馬は
強いGIの勝ち方をしたもののその後は不振期を迎え、不安定な走りで
GIを勝つことはありませんでした。

 

では、クラス別の成績はどうなっているのでしょうか?
以下のデータを見て下さい。

 

新馬・未勝利といったレベルの低いレースでは回収率が高く
準オープンあたりから数字が下がりはじめ、重賞となるとかなり厳しい成績となっています。

特にGIでの単複回収率が低さは特注レベルです。

 

ダイワメジャー自身がそうであったように、ダイワメジャー産駒は瞬発力タイプの馬が少なく
スピードの持続力で押し切るような馬がほとんどです。

そのためレベルの高いレースになってくると、瞬発力に優れるディープインパクト産駒や
良血馬が多いキングカメハメハ産駒に負けてしまいます。

 

一方、未勝利戦や新馬戦に強いのは先行できる強みが一つの要因となっています。

ダイワメジャーに代表されるようにメジャーエンブレム、カレンブラックヒル、
コパノリチャードなど、いずれの馬も先行なだれ込みタイプ

他のダイワメジャー産駒も先行なだれ込みタイプが多いのは
レースを見て頂ければ分かることだと思います。

競馬は原則として先行馬有利なので、前からなだれ込む競馬は率が良くなります。
特にレベルの高くないレースでは追い込むだけの脚を持っていない馬が
多く存在するので、展開的にも有利となります。

これが新馬、未勝利でダイワメジャーに好成績をもたらしている要因でしょう。

 




 

5.どの競馬場でも走ることが出来る安定型

これまでダイワメジャー産駒についていくつか話をしてきましたが
大きな特徴が分かってきました。

その中でも

「パワー」が持ち味で、スタミナ勝負になると弱いという点
先行できる脚質があり、前からなだれ込むレースが得意だという点

 

この特徴が競馬場毎の成績に反映されているのでしょうか?

ここで競馬場別の成績を見てみましょう。

 

どの競馬場を見ても複勝率20%超えと満遍なく好成績を残しています。

その中でもパワーが必要な洋芝の競馬場(札幌・函館)は率の良さが目を引きます。
また、その脚質から小回りコースの方への適性も十分にありますし、
東京のような広いコースでも成績を残している点から
競馬場を問わないオールラウンダーである、と結論づけることが出来ます。

中山や福島も数字はそれほど伸びていませんが、極端に嫌う必要はないでしょう。

唯一新潟競馬場が苦手なのは覚えておきたいところです。

直線が長く平坦なコース設定はスタミナを問われる舞台
ダイワメジャー産駒が苦手とする要素が満載です。

 

6.使い詰めた時の成績が良く、休み明けもそれなりにこなす。

ダイワメジャー産駒はパワーがあるという事は
これまでのデータから分かったことですが
体の強さについての検証もしてみたいと思います。

以下は前走からの間隔別成績となっています。

 

中1週、中2週でレースに挑んでいる馬が複勝率27%を超える高いアベレージを見せています。

スピードはあるもののパワーが勝ったタイプなので
レースを使うことでスピード能力が徐々に上がっていく(MAX値に戻っていく)
というタイプが多いのですが2ヶ月半以上の休み明けの馬を見ると
複勝率22%前後とそれほど悪い数字ではありません。

パワーが勝っているもののスピードのあるタイプが多いので、
リフレッシュして即スピード能力が発揮できる馬がいるという事です。

このあたりのバランスの良さもダイワメジャー産駒が好成績を収めている
要因の一つでしょう。

 



 

7.闘志を持ちながらも、素直な気性の馬が多い

先ほどのレース間隔別の成績で、休み明けの成績が悪くない。
という話をしました。

ステイゴールド産駒などは休み明けの成績が悪い代表なのですが
休み明けの成績が悪い馬には気性難を抱えている馬が多いと言う特徴があります。

ダイワメジャー産駒は休み明けの成績が悪くないので気性面で問題を抱えている馬が
多くないと推察できるのですが、別の角度からも気性面について検証してみます。

 

ブリンカー着用時における成績を見てみましょう。

データは以下の形になっています。

 

ブリンカー未使用時の複勝率が25.6%に対して
ブリンカー着用時の成績が20.3%

普通に走った方が成績は良くなるという事です。

この率の違いはダイワメジャーの気性の素直さを表しています。

しかし、回収率の面で言うとブリンカー着用時は複勝回収率100%超えとなっています。
ダイワメジャー産駒の中でも気性面でトラブルを抱えている馬は
ブリンカーの効果がありますので、穴馬を狙いたいときは注目しましょう。

 

さて、ここまではダイワメジャー産駒に関する
基本的な特性についてお話をしてきました。

ここで今まで話した事をまとめたいと思います。

 

 

まとめ

 

ダイワメジャー産駒は…

・早熟傾向にある持続型の成長曲線

・距離は2000m以下がベストも、長距離戦は全くダメではない。

・馬場悪化は苦にならず、不良馬場は得意

・全体的にスケールが小さく、GI級の馬は少ない

・どの競馬場でも走ることが出来る安定型

・使い詰めた時の成績が良く、休み明けもそれなりにこなす

・闘志を持ちながらも、素直な気性の馬が多い

 

 

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競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。