【ブリックスアンドモルタル初年度産駒成績から見る特徴分析】重馬場は得意?距離適性は?牝馬は走る?

【ブリックスアンドモルタル初年度産駒成績から見る特徴分析】重馬場は得意?距離適性は?牝馬は走る?

2023年より産駒がデビューしたブリックスアンドモルタル産駒について

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
ブリックスアンドモルタル産駒の特徴を見ていきたいと思います。

 

[toc]

 

こんばんは、MOTOです。

ディープインパクトが種牡馬を引退して
これからのサイアーランキングは混沌としてきました。

そんな中で注目されているのが

イクイノックスを輩出したキタサンブラック
デアリングタクトを輩出したエピファネイア

らがその筆頭格ではありますが

2023年からブリックスアンドモルタルが種牡馬としてデビューしました。

 

日本で走った馬ではないのでイマイチ正体の分からないブリックスアンドモルタル

実績を見てみるとアメリカの競走馬で

ペガサスワールドカップターフ(GI)
ターフクラシックステークス(GI)
マンハッタンステークス(GI)
アーリントンミリオンステークス(GI)
ブリーダーズカップ・ターフ(GI)

などを勝って2019年には年度代表馬になっている馬です。

初年度登録でゴンバデカーブースが
サウジアラビアロイヤルカップを勝利しているように
注目度の高い種牡馬になっています。

そんなブリックスアンドモルタルについて

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
ブリックスアンドモルタル産駒の特徴を見ていきたいと思います。

データを取得期間は2023年6月~2023年12月の
約1年間で取得しております。

 

他の種牡馬の産駒特徴については以下から確認して下さい。

種牡馬の成績分析一覧|気になる種牡馬の産駒成績を調べてみた

 

今週の重賞で最も危険なデータを持つ
あの馬の情報はコチラから ⇒ 人気ブログランキングへ

 

【芸能人競馬予想 公式LINEが出来ました】

芸能人競馬予想の集計から最も確率(期待値)が高いと判断した予想を
毎週1鞍、厳選勝負レースとして公式LINEで公開しています。

お友達登録、宜しくお願いします!!

 

MOTOの無料競馬メールマガジンへのご案内

馬券の回収率を上げるための方法論や
予想力を上げる馬の見方については
無料で配信しているメールマガジンで情報を提供しています。

予想方法が定まらない、なんとか競馬で勝ちたいという方は
以下をクリックして申し込んで下さい。

無料メールマガジンの登録はコチラ

 

ブリックスアンドモルタル産駒の特徴について

ブリックスアンドモルタル産駒の全体成績について

まずはブリックスアンドモルタルの全体成績を見ていきましょう。

【15.11.14.91】

勝率 11.5%、複勝率 30.5%
単勝回収率 69%、複勝回収率 70%

と平均を下回る成績を残しています。

基本的に新種牡馬の成績は総じて平均以上になりますが

期待値としては平均よりもかなり下のレベルになる

という評価が妥当だと言えます。

 

芝とダートの成績を見てみると

< 芝 >

勝率 10.1%
複勝率 26.3%
単勝回収率 60%
複勝回収率 65%

 

< ダート >

勝率 15.6%
複勝率 43.8%
単勝回収率 99%
複勝回収率 86%

全ての数値でダートの成績が上回っており
ブリックスアンドモルタルはダートが得意な種牡馬である

という事が示されています。

 

牝馬の成績を見てみると

< 全体成績 >

勝率 11.5%
複勝率 30.5%
単勝回収率 69%
複勝回収率 70%

 

< 牝馬成績 >

勝率 14.0%
複勝率 21.1%
単勝回収率 60%
複勝回収率 67%

複勝率、単勝回収率、複勝回収率

上記の数値が、全体成績を下回っています。

これらから

”ブリックスアンドモルタル産駒は牡馬の方が買える”

という事が分かります。

 




 

ブリックスアンドモルタル産駒の適性距離について

次にブリックスアンドモルタル産駒の距離適性を調べるために
産駒の距離別成績を見ていきたいと思います。

1000m~1300m 【1.2.1.12】
1400m~1600m 【9.4.9.48】
1700m~2000m 【5.5.4.31】

複勝率、複勝回収率を見ると

1000m~1300m 複勝率 25.0%、複勝回収率 34%
1400m~1600m 複勝率 31.4%、複勝回収率 77%
1700m~2000m 複勝率 31.1%、複勝回収率 72%

 

< 最も得意な距離 >

【1400~1600m】
勝率 12.9%
複勝率 31.4%
単勝回収率 66%
複勝回収率 77%

< 最も苦手な距離 >

【1000~1300m】
勝率 6.3%
複勝率 25.0%
単勝回収率 23%
複勝回収率 34%

1400m~1600mと1700~2000m戦の成績はほぼ同等

短距離戦での成績と比較すると圧倒的に
”中距離戦の方が強い” という事が分かります。

 

 

ブリックスアンドモルタル産駒の道悪適性について

次にブリックスアンドモルタル産駒の道悪適性を調べるために
産駒の馬場別成績を見ていきたいと思います。

芝・良馬場 【8.8.8.60】
芝・稍重馬場 【1.0.0.7】
芝・重馬場 【1.0.0.6】
芝・不良馬場 【0.0.0.0】

ダート・良馬場 【3.1.5.10】
ダート・稍重馬場 【1.2.1.4】
ダート・重馬場 【1.0.0.3】
ダート・不良馬場 【0.0.0.1】

 

まだ母数が少ないので、こちらは参考程度になりますが

芝のレースでの道悪でパフォーマンスを下げている
ダートのレースでも道悪でパフォーマンスを下げている

という事が分かります。

 



 

まとめ

ここまでブリックスアンドモルタル産駒の特徴について分析を行っていきました。

全体面:期待値の低い種牡馬である。

性別差:牡馬の成績が良い。

芝・ダート適性:ダートの方が得意。

距離適性:中距離の方が成績が良い。

道悪適性:芝、ダート共にパフォーマンスダウン

このあたりを頭に入れて、馬券を買っていきたいですね。