2020新種牡馬の特徴をひとまとめ、ドゥラメンテ、モーリス産駒は走るのか?
2020.02.02更新
2020年にデビューする種牡馬について
どのような特徴を持つ産駒が誕生するのか
血統を使わずに、現役時代の成績から分析・予想して話しています。
ドゥラメンテ、モーリスなどが揃う2020年世代の種牡馬
改めて新種牡馬となる馬がどんな馬だったのかを振り返りながら
有力とされている種牡馬を一覧形式で見てみましょう。
[toc]
ドゥラメンテ
父 キングカメハメハ
母 アドマイヤグルーヴ (母父 サンデーサイレンス)
9戦5勝
主な勝鞍
日本ダービー、皐月賞
新馬戦は2着、初めての重賞挑戦となった共同通信杯でも2着と
詰めの甘さを見せていたデビューからの数戦ですが
デムーロ騎手が跨ってからは激しい気性に見合う素晴らしい豪脚を披露
皐月賞を後方から一気に差し切って
日本ダービーも横綱競馬で完勝と
一気に世代の頂点に君臨しました。
ただ、その体質の弱さからレースを順調に使えない部分があり
古馬になってからはドバイシーマクラシック、宝塚記念を2着と敗れ
そのまま引退することになってしまいました。
激しい気性からくる勝負根性と高い能力がウリなので
全体的に走る馬が出てきそうですが
体質面での心配がありそうですね。
モーリス
父 スクリーンヒーロー
母 メジロフランシス (母父 カーネギー)
18戦11勝
主な勝鞍
天皇賞秋、香港カップ、チャンピオンズマイル、安田記念
新馬戦こそ勝利したものの京王杯2歳ステークスは6着
シンザン記念5着、スプリングステークス4着と
若駒の頃は伸び悩んでいたモーリスですが
古馬になって、ダービー卿チャレンジトロフィーを勝利してからは確変モード
安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイル(2勝)
チャンピオンズマイル、天皇賞秋
と、数々のGIレースを勝利した名マイラーです。
スクリーンヒーロー産駒でサンデーサイレンスの血が薄い点からも
種牡馬としての活躍が期待されます。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
アジアエクスプレス
父 ヘニーヒューズ
母 ランニングボブキャッツ (母父 Running Stag)
12戦4勝
主な勝鞍
朝日杯フューチュリティステークス、レパードステークス
新馬戦、オキザリス賞(1勝クラス)とダートを連勝したのち
初芝の朝日杯フューチュリティステークスを勝利したアジアエクスプレス
その後、レパードステークスでも勝利しているように
ダートを駆け抜ける脚力とパワーを持ち合わせた馬でした。
体調が安定しなかった事もあり、レパードステークス以降は
どんどん萎んでいってしまい、能力的には一歩劣る存在ですが
完全なる非サンデー系の種牡馬なので、
配合次第では大物が出現する可能性がありそうです。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
リオンディーズ
父 キングカメハメハ
母 シーザリオ (母父 スペシャルウィーク)
5戦2勝
主な勝鞍
朝日杯フューチュリティステークス
新馬戦を勝利した後に朝日杯フューチュリティステークスに出走して
人気のエアスピネルを差し切りGIになったリオンディーズ
気性が激しかったエピファネイアと同様に
激しい気性の持ち主で弥生賞は暴走気味のレースで2着
皐月賞も降着で5着(4着入線)に敗れ
日本ダービーを出走した後、そのまま引退
有り余る能力を気性面で邪魔してしまった形なので
性格的に偏りのある産駒が誕生してきそうです。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
ミッキーアイル
父 ディープインパクト
母 スターアイル (母父 ロックオブジブラルタル)
20戦8勝
主な勝鞍
NHKマイルカップ、マイルチャンピオンシップ
ディープインパクト産駒らしいスピードを武器に
重賞を勝ちまくり、一気にNHKマイルカップを制したミッキーアイル
若駒時代はスピード一辺倒のタイプだったため
古馬になってからは伸び悩みましたが
キャリアを重ねるごとに勝負強さを身に着けてきて
マイルチャンピオンシップも制覇しました。
使えば使うほどに消耗するディープインパクト産駒において
古馬になってからもパフォーマンスを見せ続けた点は
ディープインパクトの後継種牡馬としての活躍が期待できそうです。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
ホッコータルマエ
父 キングカメハメハ
母 マダムチェロキー (母父 Cherokee Run)
39戦17勝
主な勝鞍
チャンピオンズカップ、川崎記念、帝王賞、東京大賞典
デビューしてからの出世は遅れたものの
徐々にその才能を開花していき
GI(地方交流含む)10勝という記録を作ったホッコータルマエ
その実績と成長力は目を見張るものがありますが
全体的にダートのトップホースだった馬は
芝の実績馬と比較すると能力が低く、成果を見せられていません。
スマートファルコン、ヴァーミリアン、トランセンド、アドマイヤドン
らと同じ運命を辿る可能性が高く、種牡馬としての活躍は悲観的ですが
いい意味でその不安をぬぐってくれる事が期待される種牡馬です。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
ラブリーデイ
父 キングカメハメハ
母 ポップコーンジャズ (母父 ダンスインザダーク)
33戦9勝
主な勝鞍
宝塚記念、天皇賞秋
新馬戦を快勝して、重賞路線にいち早く乗りましたが
朝日杯フューチュリティステークスで7着と惨敗して
その後も3歳では実績を残せなかったラブリーデイ
しかし、5歳になってから突然の才能開花
中山金杯、京都記念を連勝するとその年の宝塚記念、天皇賞秋で勝利
晩成の血を見せつけてトップホースの仲間入りを果たしました。
翌年はスケールダウンしてしまった事で
活躍期は一年間のみとなってしまったなか
ライバルの多いキングカメハメハ産駒の中で
種牡馬としての活路を見い出すことが出来るのか、注目です。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
エイシンヒカリ
父 ディープインパクト
母 キャタリナ (母父 Storm Cat)
15戦10勝
主な勝鞍
香港カップ、イスパーン賞、毎日王冠
早熟傾向の強いディープインパクト産駒の中で
3歳の4月にデビューした晩成型の馬
デビューから一気に5連勝してオープン入りして
香港やフランスのGIを制したあたり
一介のスピード馬ではない事を証明しましたが
敗れる時は脆くも崩れ去る競馬を見せており
能力と精神面の継承が大きな焦点となりそうな種牡馬です。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
ハクサンムーン
父 アドマイヤムーン
母 チリエージェ (母父 サクラバクシンオー)
29戦7勝
主な勝鞍
セントウルステークス、アイビスサマーダッシュ
抑えきれないスピードを武器にスプリント戦で
旋風を巻き起こしたハクサンムーン
逃げ馬ながらハマった時の爆発力は素晴らしいものがある馬で
短距離王ロードカナロアを破ったセントウルステークスは
圧巻のレースぶりでした。
気性の激しさもあり、成績にムラがあるタイプだったハクサンムーン
スピード豊富な産駒が生まれそうですが
気性面がどのような形で現れるのかで、産駒の成績が変わってきそうです。
→ 産駒の詳細な特徴分析予想はここをクリック
外国産 ~現役時代日本で走っていない馬~
マクフィ
ディスクリートキャット
クリエイターII
California Chrome
Nyquist
等々
MOTOの無料競馬メールマガジンへのご案内
馬券の回収率を上げるための方法論や
予想力を上げる馬の見方については
無料で配信しているメールマガジンで情報を提供しています。
予想方法が定まらない、なんとか競馬で勝ちたいという方は
以下をクリックして申し込んで下さい。
私が毎週ブログで注目している馬をブログランキングで挙げています。
かなり期待値の高い馬を推しているので、是非みて下さい。
(人気馬はあまり推していません)
私の注目馬 → 人気ブログランキングへ
↑↑ 上をクリックして確認して下さい ↑↑