【競馬必勝法】マーチンゲールの法則(追い上げ法)で本当に勝てるのか徹底分析!
2025.08.27投稿

競馬ファンの間でよく耳にする必勝法のひとつに、「マーチンゲールの法則(追い上げ法)」があります。
「外れても次に倍額を賭ければ、的中したときに必ずプラスになる」という仕組みは、一見すると非常に魅力的ですよね。
しかし、果たしてこの戦法は競馬において本当に通用するのでしょうか?
この記事では、マーチンゲールの法則の仕組みやメリット・デメリット、さらに実際に競馬に適用した場合のリスクについて徹底的に解説していきます。
マーチンゲールの法則とは?
マーチンゲールの法則とは、負けるたびに賭け金を倍にしていくことで、どこかで一度的中すれば損失をすべて取り返し、さらに最初の賭け金分だけ利益が出るという戦略です。
別名「追い上げ法」とも呼ばれ、カジノやバイナリーオプションなど投資分野でもよく紹介されます。
具体例:1000円からスタートした場合
- 1レース目:1000円 → 不的中なら次へ
- 2レース目:2000円 → 不的中なら次へ
- 3レース目:4000円 → 不的中なら次へ
- 4レース目:8000円
仮に4レース目で的中すれば、総投資は1000+2000+4000+8000=15000円。
配当が2倍なら16000円の払い戻しとなり、+1000円の利益が残ります。
マーチンゲールの法則のメリット
マーチンゲールの最大の魅力は、「的中すれば必ず利益が出る」という点です。
たとえ連敗しても、1回的中すれば損失をすべて取り戻せるため、非常に高い勝率を記録できます。
この「勝率の高さ」こそが、多くの人に「競馬の必勝法」として語られる理由です。
マーチンゲールの法則のデメリット
しかし、マーチンゲールには致命的ともいえるデメリットがあります。
① 1回あたりの利益が少ない
例で示した通り、いくら連敗をしても最終的な利益は最初の賭け金(1000円)しか残りません。
つまり、リスクに対して得られるリターンが非常に小さいのです。
② 連敗時の資金ショートリスクが大きい
例えば、1000円から始めて9連敗すると…
- 1R:1000円
- 2R:2000円
- 3R:4000円
- 4R:8000円
- 5R:16000円
- 6R:32000円
- 7R:64000円
- 8R:128000円
- 9R:256000円
合計で51万円以上の投資となります。
資金が無限にある人は別ですが、一般の競馬ファンがこの金額を耐えられるケースはほぼありません。
負け続ける確率を考えてみる
「そんなに連敗するわけがない」と思う人も多いでしょう。
しかし、競馬の単勝2倍の馬が勝つ確率を調べてみるとおよそ33%。
つまり、3回に2回は負ける可能性があり、連敗する確率も決して低くはありません。
例えば勝率33%の馬を追いかけた場合…
- 6連敗する確率:約9%(10回に1回は発生)
- 8連敗する確率:約4%(25回に1回は発生)
意外と高い確率で連敗が訪れるのがわかります。
そしてそのときに資金ショートが起これば、一瞬で破滅してしまうのです。
競馬にマーチンゲールは向いているのか?
結論から言えば、競馬にマーチンゲールの法則を適用するのは極めて危険です。
一見「負けない戦法」に見えますが、実際は小さな勝ちを積み重ね、たった一度の大負けですべてを失うという構造になっています。
競馬はオッズの変動や展開の読みも影響するため、理論通りに賭けても破綻のリスクは非常に高いのです。
まとめ
マーチンゲールの法則は、確かに「勝率を高い」攻略法です。
しかし、実際には以下の致命的な欠点があります。
- 利益が常に小さい(最初の賭け金分のみ)
- 連敗時に資金が急激に膨れ上がる
- 期待値が低く、現実的な必勝法ではない
よって、資金が無限にある人以外にとっては「破滅を招く可能性が高い戦略」だと断言できます。
競馬で勝ちたいなら、追い上げ法に頼るよりも回収率の高い買い方や、データ分析に基づいた予想力の向上が重要です。
あなたも「マーチンゲールの法則」に惑わされず、冷静に競馬と向き合っていきましょう。
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