盛岡競馬場のダート2000mは、4コーナー奥のポケット地点からスタート。
500m直線→1～2コーナー→向正面400m直線→3～4コーナー→直線という起伏に富んだワンターン＋長距離構成。
高低差約4mのタフな中距離設定で、スタミナとペース配分が鍵を握る難コースです。
📌 枠順傾向
（2022～2024年データ、オッズパークデータ検索より引用）
- 内枠…勝率18.8%、連対率22.9%、複勝率29.2%
- 中枠…勝率8.0%、連対率17.4%、複勝率27.5%
- 外枠…勝率3.6%、連対率13.3%、複勝率21.7%
→スタートから最初のコーナーまで距離があるため、前半の流れに乗りやすい”内枠有利傾向”。
枠による極端な差はないが、外枠は若干の不利あり。
🏃 展開・脚質の傾向
- 逃げ・先行優勢：逃げは勝率25％・複勝率60％、先行は勝率13％・複勝率39％
- 差し・追い込みは少数派：差しは勝率4％・複勝率17％、追い込みは勝率1％・複勝率9％
→ 長距離戦に加えて、起伏のあるコース構造であることから、前々でのスタミナ勝負になる可能性が高い。
⭐ 人気傾向
（2022～2024年データ、オッズパークデータ検索より引用）
- 1番人気は非常に強く、勝率46%、連対率69%、複勝率69%と高水準
- 2～3番人気も高水準で馬券絡み
- 8番人気以下の馬は馬券絡みなし
→ 人気サイドがしっかり結果を出す傾向が強い。
🧬 血統（種牡馬）傾向
- 明確な種牡馬傾向データは少なく、目立った傾向はなし。
- 交流重賞での舞台になることが多く、血統よりも実力が問われる。
👤 騎手傾向
- 明確な騎手傾向はなく、目立った傾向はなし。
- 交流重賞での舞台になることが多く、騎手よりも実力が問われる。
📋 傾向まとめ（表）
| 項目 | 傾向・ポイント |
|---|---|
| 枠順 | 内枠有利傾向、外枠も距離ロスがあり不利 |
| 展開 | 逃げ・先行が圧倒的有利。スタミナ勝負の我慢比べ |
| 人気 | 1～3番人気強し。人気馬中心の堅実な予想が有効 |
| 血統・騎手 | 目立った特徴なし |
💡 攻略ポイント
- ”内枠に入った、先行力ある馬”をまずチェック
- ”タフな展開に強いスタミナ型馬”を重視
- 1番人気馬には信頼を置きつつ、上位人気の中から安定タイプを選
この記事の監修者
芸能人の競馬予想ブログ管理人 MOTO（本岡秀幸）
1975年6月3日生まれ。早稲田大学卒業。
新卒で大手新聞社に就職し、スポーツ紙（主に競輪・競艇）の取材や編集に従事。その後、独立してネットメディアを設立し現在に至る。ギャンブルの現場に精通した視点から、競馬の面白さとエンタメ性を伝えるブログを作成。
著書『芸能人の競馬予想から考える本命馬』を出版予定。