【レイデオロ初年度産駒成績から見る特徴分析】重馬場は得意?距離適性は?牝馬は走る?

【レイデオロ初年度産駒成績から見る特徴分析】重馬場は得意?距離適性は?牝馬は走る?

2023年より産駒がデビューしたレイデオロ産駒について

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
レイデオロ産駒の特徴を見ていきたいと思います。

 

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こんばんは、MOTOです。

ディープインパクトが種牡馬を引退して
これからのサイアーランキングは混沌としてきました。

そんな中で注目されているのが

イクイノックスを輩出したキタサンブラック
デアリングタクトを輩出したエピファネイア

らがその筆頭格ではありますが

2023年からレイデオロが種牡馬としてデビューしました。

 

レイデオロはデビューから2連勝を飾ると

2歳時にホープフルステークスを勝利
3歳時に日本ダービーを勝利
4歳時に天皇賞秋を勝利

と引退までにGIを3勝した名馬です。

日本ダービーを勝利した上に、キングカメハメハ産駒という事で
初年度から活躍を期待されている種牡馬になっています。

そんなレイデオロについて

牡馬と牝馬どっちが走るのか?
長距離が得意なのか?短距離が得意なのか?
重馬場(道悪)は得意なのか?苦手なのか?

などなど成績を見ていきながら能力を分析していき
レイデオロ産駒の特徴を見ていきたいと思います。

データを取得期間は2023年6月~2023年12月の
約1年間で取得しております。

 

他の種牡馬の産駒特徴については以下から確認して下さい。

種牡馬の成績分析一覧|気になる種牡馬の産駒成績を調べてみた

 

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レイデオロ産駒の特徴について

レイデオロ産駒の全体成績について

まずはレイデオロの全体成績を見ていきましょう。

【12.11.14.76】

勝率 10.8%、複勝率 33.3%
単勝回収率 139%、複勝回収率 84%

と平均をやや上回る成績を残しています。

基本的に新種牡馬の成績は総じて平均以上になりますが

期待値としては平均レベルである

という評価が妥当だと言えます。

 

芝とダートの成績を見てみると

< 芝 >

勝率 11.2%
複勝率 31.5%
単勝回収率 140%
複勝回収率 80%

 

< ダート >

勝率 9.1%
複勝率 40.9%
単勝回収率 135%
複勝回収率 100%

芝・ダート共に成績に大きな差はありませんがデータからは

レイデオロはダートが得意な種牡馬である

という事が示されています。

 

牝馬の成績を見てみると

< 全体成績 >

勝率 10.8%
複勝率 33.3%
単勝回収率 139%
複勝回収率 84%

 

< 牝馬成績 >

勝率 0%
複勝率 12.0%
単勝回収率 0%
複勝回収率 29%

全ての数値が、全体成績を下回っています。

これらから

”レイデオロ産駒は牡馬の方が買える”

という事が分かります。

 




 

レイデオロ産駒の適性距離について

次にレイデオロ産駒の距離適性を調べるために
産駒の距離別成績を見ていきたいと思います。

1000m~1300m 【0.0.0.6】
1400m~1600m 【2.0.3.22】
1700m~2000m 【10.11.11.46】

複勝率、複勝回収率を見ると

1000m~1300m 複勝率 0%、複勝回収率 0%
1400m~1600m 複勝率 18.5%、複勝回収率 55%
1700m~2000m 複勝率 41.0%、複勝回収率 101%

 

< 最も得意な距離 >

【1700~2000m】
勝率 12.8%
複勝率 41.0%
単勝回収率 140%
複勝回収率 101%

< 最も苦手な距離 >

【1000~1300m】
勝率 0%
複勝率 0%
単勝回収率 0%
複勝回収率 0%

レイデオロ自身が中長距離馬でしたし
産駒も1700~2000mの成績がひときわ良くなっているので

”中長距離戦の方が強い” という事が分かります。

 

 

レイデオロ産駒の道悪適性について

次にレイデオロ産駒の道悪適性を調べるために
産駒の馬場別成績を見ていきたいと思います。

芝・良馬場 【9.3.11.50】
芝・稍重馬場 【0.1.1.9】
芝・重馬場 【1.2.0.2】
芝・不良馬場 【0.0.0.0】

ダート・良馬場 【1.4.2.9】
ダート・稍重馬場 【1.0.0.1】
ダート・重馬場 【0.1.0.2】
ダート・不良馬場 【0.0.0.1】

 

まだ母数が少ないので、こちらは参考程度になりますが

芝のレースでの道悪でパフォーマンスを上げている
ダートのレースでは道悪でパフォーマンスを下げている

という事が分かります。

 



 

まとめ

ここまでレイデオロ産駒の特徴について分析を行っていきました。

全体面:平均の期待値を持つ種牡馬である。

性別差:牡馬の成績が良い。

芝・ダート適性:ダートの方が得意。

距離適性:中長距離の方が成績が良い。

道悪適性:芝はパフォーマンスアップ、ダート共にパフォーマンスダウン

このあたりを頭に入れて、馬券を買っていきたいですね。