ここでは予想する上で難解な要素となっている
落馬・競走中止になった馬は次走のレースで走るのか?
というテーマについて、話していきながら
落馬・競走中止が馬に及ぼす影響
についても言及していこうと思います。
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どうも、MOTOです。
競馬予想をする上でやっかいな存在が
前走で落馬や競走中止になった馬の扱いです。
そんな方の予想補助として
落馬・競走中止になった馬は次走のレースで走るのか?
という点についてデータを取ってみました。
是非、予想の参考にしてくださいね。
データを取得期間は2020年の一年間
JRA全ての競馬場で行われたレースに限定して分析を行っております。
それではさっそく行ってみましょう!
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前走落馬・競走中止した馬の今走成績について分析する
前走落馬・競走中止した馬の全体成績
まずは2020年に走った馬の全体成績を見てみましょう。
芝とダートで若干の違いはありますが
単勝回収率 76%
複勝回収率 74%
複勝率 21.6%
となっています。
ここで前走落馬・競走中止した馬の全体成績を見てみましょう。
単勝回収率 129%
複勝回収率 55%
複勝率 13.2%
となっており、単勝回収率こそ100%を超えていますが
複勝回収率と好走率は平均値を大きく下回っています。
ただ、このデータは障害競走を含めたデータになっているので
平場に限定して、再度データを取ってみましょう。
単勝回収率 78%
複勝回収率 31%
複勝率 8.2%
となっており、先ほどの数値よりも全て低下しています。
これだけ見ても、
落馬・競走中止の後のレースは成績が著しく下がる
という事が分かります。
これだけですべてを語ってしまうと浅くなってしまうので
いろいろな条件を付けて、より不利な条件を探していこうと思います。
芝のレースに出てくる馬の成績は壊滅的
最初に前走落馬・競走中止になった馬の
今走における芝・ダート別の成績を見てみます(障害除く)
芝のレースは28戦して 【0.0.0.28】
ダートは28戦して 【5.0.2.50】
芝のレースは壊滅的となっています。
芝についてはダートよりもスピードが出るコース体系なので
馬にとっても精神的な恐怖心を感じるんでしょうね。。
落馬・競走中止した馬に芝のレースに出走したら即切りです。
精神的に未熟な馬は落馬・競走中止の影響が大きい
最初に前走落馬・競走中止になった馬の
今走における年齢別の成績を見てみます(障害除く)
2~4歳までは成績が著しく悪いのに対して
5、6歳の馬はそれなりの成績を収めています。
馬はもともと臆病な生き物なので
落馬や競走中止などの体験は恐怖心を植え付けます。
若い人よりも、精神的に成熟した壮年馬の方が
苦難を克服しやすい事が分かりますね。
落馬・競走中止後には回復時期が必要
最初に前走落馬・競走中止になった馬の
今走におけるレース間隔別の成績を見てみます(障害除く)
連闘及び中1週の馬 【2.0.0.2】
中2週~中8週の馬 【1.0.0.33】
2ヶ月半以上空けた馬 【2.0.2.43】
中1週以内に出走した馬は陣営が
落馬の影響が少ないという事で好走率が高くなっていますが
これは例外です。
中2週~中8週に出走した馬は心身の状態が回復していない状態で
出走しているという事で、一番成績が悪くなっています。
この2つの中間にあるのが、2ヶ月半以上空けた馬です。
例外を除けば、落馬・競走中止後のダメージをしっかりとケアして
次走出走するのが、筋という事になりそうですね。
まとめ
ここでは落馬・競走中止になった馬は次走のレースで走るのか?
というテーマについて、話していきました。
データを見てみると
”落馬・競走中止の後のレースは成績が著しく下がる”
という事が分かります。
その中でも更に条件を悪くするのは以下の3つ
・芝のレースに出走
・2~4歳の若い馬
・中2~8週の休養期間が足りていない馬
この3つの条件を避けつつ
いい予想をして、馬券で儲けてくださいね。
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