中山金杯の有利な枠はコレ、穴馬激走と枠順には密接な関係があった!

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今回は中山金杯における有利枠の分析を行っていき
期待値の高い枠順を分析していきたいと思います。

競馬予想の参考になると思いますので、是非参考にしてください。

 

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どうも、MOTOです。

一年の開幕となる縁起物のレース 中山金杯

どのレースでも的中を願ってやみませんが
やっぱり中山金杯だけは的中させたいものですよね。

 

そんな思いを実現させるべく、

”中山金杯における有利な枠”

について、データを取ってみました。

是非、予想の参考にしてくださいね。

 

データを取得期間は2012~2021年、
中山競馬場で行われたレースに限定して分析を行っております。

それではさっそく行ってみましょう!

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中山金杯で有利な枠の分析

全体的な枠順分析

まずは中山金杯の全体的な枠順成績を見てみます。

 

1~3枠は複勝率が25%を超えて、複勝回収率も安定している中
7,8枠の成績は複勝率が10%を下回り、回収率も壊滅的

”中山金杯は1~3枠が有利” と言えます。

じゃあ、1~3枠が有利なんだね。

だけで終わってしまうと分析にならないので
もう少し掘り下げて成績を見てみましょう。

 




 

7,8枠の馬はなぜ苦戦をするのか??

1~3枠の好走の秘密を解き明かす前に

なぜ7,8枠の馬が苦戦しているのか…

コース立体図を使って説明していきましょう。

 

コースを見て貰えると分かりますが

「外を回らされて単純に距離ロスが大きいから」

これになります。

 

中山競馬場のコース立体図を見てみましょう。

中山競馬場のコースは他の競馬場と違い
三角形に近いコース形態になっていますが

中山金杯のスタートは直線の奥からスタートする形となります。

ここからコーナーを4度回り、しかも内回りコースを走るため
コーナーを外から回るとかなりの距離ロスが発生します。

7,8枠の馬は物理的に外を回らされる確率が高くなるので
他の馬と比べてかなり不利な条件でのレースとなり
成績が下がっていると判断できます。

 

ちなみに7,8枠で馬券に絡んだ2頭の共通点を探して見ましょう。

7,8枠の上がり3ハロン順を見てみると

 

馬券に絡んだ2頭は上がり3ハロン6位以下。

つまり、先行してそのまま粘り込んだという事が分かります。

 

7,8枠の馬の人気別成績を見てみると

 

共に人気薄の馬。

人気薄の馬がノーマークで前に行って、そのまま粘り込んだ。

これが7,8枠に入って馬券に絡む絶対条件になります。

 

ここまで7,8枠の馬が不振な理由をお話ししましたが
逆に考えれば、1~3枠の馬はロスなく回れるという事になりますね。

ここからは1~3枠の馬でも、
「この条件は走る」という条件を探していきましょう。

 



 

1~3枠の馬がなぜ好走しているのかを分析する

ここからは1~3枠が好調な理由を考えていきます。

 

まずは過去に1~3枠に入った馬の
上がり3ハロン順別の成績を見てみます。

 

上がり最速だった馬は5頭いますが、馬券に絡んだ馬は3頭

上がり2,3位だった馬も複勝率50%と好走していますが
平均値と比較すると回収率がそれほどでもなく
逆に上がりの遅い馬が9頭も馬券に絡んでいる事が分かります。

前述した通り中山金杯は中山競馬場の内回りコースで行われるため
内枠で後方に下げてしまうと、直線で前が詰まってしまうため
気分よく前に出て、コーナーワークでアドバンテージを取りながら粘り込む

もしくは、内で脚を溜めて外から早めのスパートをする。

この2パターンが1~3枠に入った馬の主な好走条件となります。

 

そして、もう一つ重要な要素があります。

それは馬体重です。

1~3枠に入った馬の馬体重別成績を見ると

 

520~539kgの成績が 【1.1.1.1】
500~519kgの成績が 【1.2.1.5】

共に複勝回収率が100%を超えており、好走しています。

480~499kgの成績が 【2.2.2.20】
460~479kgの成績が 【0.0.1.5】
440~459kgの成績が 【1.0.0.6】

複勝回収率は馬体重が減れば減るほど下がっており
中山金杯で内枠に入った500kg以上の馬には要注意です。

理由について考えてみると

中山金杯の内枠は中山競馬場の内回りコース+ハンデ戦
という事で、かなり揉まれる条件になっています。

馬体の小さな馬の場合は揉まれると体力と精神力を削られてしまうので
距離のアドバンテージよりも削られるリスクの方が大きい事が分かりますね。

馬体の大きな馬に期待しましょう。

 

今年の中山金杯で該当する大型馬は…

対象馬なし

 


 

以上から分かる中山金杯の有利枠ポイントは以下の3点となります。

・1~3枠が有利、7,8枠は不利

・1~3枠の馬は馬体の大きな馬が好走する。

・7,8枠は人気薄の先行馬のみ買う余地あり

ここを押さえておきたいですね。

 



 

 

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