今回はスプリンターズステークスにおける有利枠の分析を行っていき
期待値の高い枠順を分析していきたいと思います。
競馬予想の参考になると思いますので、是非参考にしてください。
Contents
どうも、MOTOです。
スプリンターズステークスで秋のGIが開幕となります。
どのレースでも的中を願ってやみませんが
やっぱりGIは的中させたいものですよね。
そんな思いを実現させるべく、
”スプリンターズステークスにおける有利な枠”
について、データを取ってみました。
是非、予想の参考にしてくださいね。
データを取得期間は2011~2020年、
中山競馬場で行われたレースに限定して分析を行っております。
それではさっそく行ってみましょう!
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スプリンターズステークスで有利な枠の分析
全体的な枠順分析
まずはスプリンターズステークスの全体的な枠順成績を見てみます。
1~5枠に複勝率20%を超える成績が見受けられ
1~3枠は複勝回収率が100%を超えているように
”スプリンターズステークスは内枠が有利” と言えます。
じゃあ、内枠が有利なんだね。
だけで終わってしまうと分析にならないので
もう少し掘り下げて成績を見てみましょう。
まずこの枠順別成績を性別で分けてみます。
牡馬は極端に外枠不利、内枠有利の傾向を見せている一方
牝馬は外枠の方が走る傾向が見て取れます。
この性別差に大きなポイントがありますので
牡馬と牝馬別に枠順別成績を見ていきましょう。
牡馬はなぜ内枠で激走する条件を探す
なぜ牡馬は内枠で好走し、外枠で凡走するのか…
枠順別成績を掘り下げて見ていきましょう。
まずは過去に1~3枠に入って馬券に絡んだ牡馬を見ていきましょう。
6頭(7回)馬券に絡んだ馬がいる中で
人気馬で馬券に絡んだのはダノンスマッシュのみ。
ラインスピリット、マヤノリュウジン、サクラゴスペルは
単勝2桁人気の馬ですし、ドリームバレンチノもパドトロワも
9番人気とかなりの人気薄で凡走しています。
これらの馬達の共通点を探っていきたいと思います。
まずは過去に1~3枠に入った全馬の
4コーナーでの順位別成績を見ていきましょう。

4角5番手以内の馬 複勝率33% 複勝回収率317%
4角7番手以下の馬 複勝率12% 複勝回収率37%
先行した馬が極端に有利だという事が分かります。
つまり、内枠から先行策を取って、ロスなくレースする事で
好成績を収めていると言うことが分かります。
もう一つ、過去に1~3枠に入った全馬の
上がり3ハロン順別成績を見ていきましょう。
上がり3ハロンで3位以内に入った馬は馬券に絡めず。
先行しての粘り込みでしか馬券に絡めていない事が分かりますね。
続いて、過去に1~3枠に入った全馬の
前走での4コーナーでの順位別成績を見ていきましょう。

4角5番手以内の馬 複勝率33% 複勝回収率317%
4角7番手以下の馬 複勝率12% 複勝回収率70%
ここからも先行馬が有利だという事が分かります。
脚質は逃げ・先行
これが内枠に入った牡馬の絶対的な法則です。
次に牡馬のローテーションについて見てみます。
過去に1~3枠に入った全馬の前走レース名を見ていきましょう。
安田記念から直行して馬券に絡んだ馬が1頭(ダノンスマッシュ)いますが
大原則としてセントウルステークス、キーンランドカップの
2つのレースから出走した馬が馬券に絡んでいることが分かります。
ここから分かる牡馬の好走条件はいかの3点となります。
・内枠(1~3枠)に入る。
・先行馬である(前走先行している)
・レース間隔が詰まっている。
次に牝馬の成績を見ていきましょう。
牝馬はなぜ外枠でも走るのかの条件を探す
次になぜ牝馬が外枠で好走するのか…
枠順別成績を掘り下げて見ていきましょう。
まずは過去に5~8枠に入って馬券に絡んだ馬を見ていきましょう。
カレンチャン(2回)やグランアレグリアなど
人気に答えて勝利をしている馬もいますが
アウィルアウェイ、エーシンヴァーゴウ、ラブカンプー
などが人気薄(7番人気以下)で馬券に絡んでいます。
これらの馬達の共通点を探っていきたいと思います。
まずは過去に5~8枠に入った全馬の
4コーナーでの順位別成績を見ていきましょう。

4角5番手以内の馬 複勝率38% 複勝回収率155%
4角7番手以下の馬 複勝率15% 複勝回収率63%
先行馬が有利ですが、回収率、好走率の差は牡馬よりも少なく
牝馬は差し馬でも好走できるという事が分かりますね。
もう一つ、過去に5~8枠に入った牝馬の
上がり3ハロン順別成績を見ていきましょう。
上がり3ハロンで3位以内に入った馬の活躍が目立ちます。
牝馬は後方からの末脚が利くことが分かりますね。
続いて、過去に5~8枠に入った全馬の
前走での4コーナーでの順位別成績を見ていきましょう。

4角5番手以内の馬 複勝率40% 複勝回収率166%
4角7番手以下の馬 複勝率17% 複勝回収率68%
牝馬は差しが利く存在ではありますが
前走は前に行っていた馬の方が成績を残せています。
脚質は差しでも可ですが、前走の脚質は気にする必要なし
これが外枠に入った牝馬の法則です。
次に牝馬のローテーションについて見てみます。
過去に5~8枠に入った牝馬の前走レース名を見ていきましょう。
臨戦過程としては牡馬の傾向とそれほど変わりませんが
牝馬にはもう一つ傾向があります。
それが前走着順です。
過去に5~8枠で馬券に絡んだ牝馬の前走着順を見てみると…
全馬が前走4着以内に入っています。
夏場に調子を上げると言われている牝馬なので
夏からの好調をそのまま引き継いでいき
スプリンターズステークスで好走する
という傾向が見られます。
ここから分かる牝馬の好走条件は以下の3点となります。
・枠順は拘らないが外枠に入ればチャンス
・脚質は拘らないが、前走は先行していた方が良い
・前走で4着以内に入っている(好調である)
ここを押さえておきたいですね。