今週中山で行われる重賞は京成杯
このレースについて
前走別の成績から好走する馬の傾向を掴んでいきたいと思います。
主な前走レース別成績を見てみると
単回収 複回収 複勝率 頭数
未勝利 74% 100% 17.8% 17頭
ホープフル 93% 69% 31.3% 16頭
フューチュリティ 81% 53% 22.2% 9頭
ラジオNIKKEI 0% 40% 18.2% 11頭
となっています。
未勝利戦は条件がまったく違うので参考外とすると
ホープフルステークス、朝日杯フューチュリティステークスの
2つのレースが主な臨戦となっています。
(ラジオNIKKEIは事実上開催なし)
ですので、ホープフルと朝日杯について掘り下げていきましょう。
ホープフルステークスと京成杯は同じ舞台でのレースとなりますが
出走メンバーはホープフルの方が若干上となります。
レベルが下がる一戦となるので、
前々で粘る馬の方が有利に働きます。
前走4角9番手以内という条件で抽出すると
(単回収114%、複回収85% 複勝率38.5%) 13頭
と成績が上がってきます。
後方で沈没した馬はそもそも能力が低く
後方から豪快に差してきた馬だと
疲労のリスクを抱える事になる。
ということも同時に考えておくといいでしょう。
あとは地力の問題です。
同条件ですので、そのままリンクしやすいレースになっていて
前走4角9番手以内という条件を下記に加えてみると
前走5着以内 (単回収135%、複回収100% 複勝率45.5%) 11頭
前走5番人気以内 (単回収148%、複回収155% 複勝率66.7%) 6頭
と能力・成績がそのまま反映するという事で覚えておくといいでしょう。
朝日杯についても言及しておきますが
このレースは以前中山1600mで行われていたレース
舞台替わりでの傾向などを掴む事は難しいので
具体的な傾向は話せませんが、地力は物をいいます。
前走9番人気以内 (単回収182%、複回収120% 複勝率50%) 4頭
前走5番人気以内 (単回収243%、複回収160% 複勝率66.7%) 3頭
強い馬が出てきたときは無理に逆らわないという形になりますが
単に前走成績だけでは無く、その馬の能力の本質を読む必要は出てきそうですね。
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