いよいよ2017年の競馬がスタートとなります。
皮切りとなるのは京都金杯
このレースの前走出走レースの関係性から
このレースで好走する馬の法則を探っていきたいと思います。
まずは主な前走別成績を見てみると
単回収 複回収 複勝率 頭数
阪神カップ 64% 138% 31.6% 19頭
マイルチャンピオン 30% 68% 33.3% 12頭
鳴尾記念 196% 92% 45.5% 11頭
キャピタルS 179% 137% 36.4% 11頭
主な臨戦は阪神カップとマイルチャンピオンシップなので
この2つのレースと京都金杯の関連性を見ていきながら
好走するのはどんな馬かを探っていきましょう。
まずは阪神カップからいきます。
パワーが重賞視される阪神カップ、スピードが重賞視される京都金杯
という形で特性が分かれている両レース
スピードを持ち合わせていない馬は京都金杯で好走出来ていません。
阪神カップで道中好位につけられるスピードがない馬は苦戦傾向にあります。
前走4角9番手以内という条件で絞ってみると
(単回収110%、複回収184% 複勝率45.5%) 11頭
全体的に数値がアップしてきます。
また重量級の馬はパワーに特化された馬が多く
軽量級の馬はスピードに特化された馬が多いので
体重は軽い方がいい成績を残しています。
馬体重499kg以下という条件を加えてみると
(単回収0%、複回収288% 複勝率66.7%) 6頭
高い複勝回収率を誇っています。
「パワー条件に出走していた、パワー型でない馬を狙う」
という形が基本になりますね。
次にマイルチャンピオンシップを見てみます。
こちらは京都金杯と同じコースになりますが
差しタイプの馬が優勢となっています。
前走4角8番手以下という条件で抽出してみると
(単回収60%、複回収105% 複勝率50%) 6頭
と成績が上がってきます。
マイルチャンピオンシップは差し馬が優勢なレース
レースで上位に入ってきた馬(能力上位の馬)はそのまま信頼出来るという事ですね。
同様の条件として上がりの速さが挙げられます。
後方から速い上がりを使った馬は地力上位と
位置づける事が出来るので好成績を出しています。
前走上がり3F5位以内という条件で抽出すると
(単回収90%、複回収157% 複勝率75%) 4頭
さらに信頼度アップ。
単純に地力上位の馬を買っていくといいという事ですね。
長くなってしまったので、最後に鳴尾記念を少々
このレースは阪神でのレースになるので
地力とスピード競馬への対応が好走の鍵となります。
斤量55.5kg以上の馬で抽出すると
(単回収308%、複回収145% 複勝率71.4%) 7頭
馬体重499kg以下の馬という条件を加えると
(単回収432%、複回収204% 複勝率100%) 5頭
となります。
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