今週の東京重賞は富士ステークス
マイルチャンピオンシップを占う意味でも
しっかりと見ておかないといけないレースです。
このレースの馬券を的中すべく、前走成績から
好走している馬の特徴を確認していきましょう。
まず前走レース別の成績ですが
単回収 複回収 複勝率 頭数
京成杯オータムH 46% 99% 26.1% 23頭
ポートアイランド 84% 83% 21.1% 19頭
安田記念 112% 47% 10.0% 10頭
毎日王冠 58% 25% 14.3% 7頭
となっています。
一番多いステップが京成杯AH、続いてポートアイランドSとなっているので
この2レースについて見ていきたいと思います。
富士ステークスはスピード重視のレースですので
瞬発力のあるタイプが活躍しています。
最近は差しが決まる傾向にある京成杯AH組ですが
以前は開幕週を武器に粘り混む馬が多いレースでした。
瞬発力の必要な舞台替わりという事で
前々で粘る馬よりも差してくる馬が有利
京成杯で上がり3F3位以内だった馬を抽出してみると
(単回収89%、複回収160% 複勝率41.7%) 12頭
と成績が上がります。
ちなみに4位以下は14頭いて2着1回のみ
複回収は30%以下と苦戦している事が分かります。
上がり3位以内でも最後方からレースを進めて
勝負が終わってから伸びてくるような馬もいるので
こういった馬を外していきます。
前走4角9番手以内という条件を加えると
(単回収152%、複回収222% 複勝率57.1%) 7頭
と信用に足りる成績になります。
ここにスピード能力の高い5歳以下という条件を加えると
(単回収214%、複回収312% 複勝率80%) 5頭
と率の方もかなり高くなるので
中団からしっかりと伸びてこられる差し馬を狙っていきましょう。
ポートアイランド組も簡単にみていきましょう。
こちらは阪神1600mのレースという事で
瞬発力を問われるコース形態
富士ステークスの好走タイプと強くリンクするので
瞬発力のある差し馬で条件を絞ってみましょう。
前走4角6番手以下という条件で抽出すると
(単回収134%、複回収99% 複勝率25%) 12頭
少しだけ成績が上がります。
あとはスピードのある5歳以下で絞ってみると
(単回収178%、複回収132% 複勝率33.3%) 9頭
更に成績が上がってきます。
最後の条件をもう一つ加えます。
ポートアイランドS組はオープンから重賞への格上げなので
まったくの凡走だと勝負になりません。
前走9着以内という条件を加えると
(単回収230%、複回収170% 複勝率42.9%) 7頭
十分に馬券を買える存在になります。
余談ですが、当日5番人気以内という条件が加わると
(単回収805%、複回収315% 複勝率100%) 2頭
となるので、このあたりも注目です。
かなり傾向の強い富士ステークスなので
この傾向にあった馬を探していきましょう。