今週のメインレースは菊花賞
3歳クラシック最終戦となるレースですが
前走レースからの臨戦別成績を見ていき
馬券攻略のヒントを見つけていきましょう。
まず前走レース別の成績ですが
単回収 複回収 複勝率 頭数
神戸新聞杯 156% 106% 34.5% 58頭
セントライト 0% 50% 15.4% 26頭
東京優駿 223% 61% 16.7% 6頭
兵庫特別 0% 77% 25.0% 4頭
となっています。
質・量共に神戸新聞杯組が圧倒しており
セントライト記念組はそれなりに出走馬がいるものの
かなり劣勢となっています。
この神戸新聞杯とセントライト記念について
掘り下げて見ていきたいと思います。
まずは神戸新聞杯ですが、スタミナが豊富な大型馬が好成績です。
(ちなみに神戸新聞杯組に限らず菊花賞は大型馬が強いです)
480kg以上の馬という事で絞ってみると
(単回収174%、複回収128% 複勝率39.5%) 38頭
成績が良くなります。
神戸新聞杯は上がり勝負になる事が多いのですが
上がりが速かった馬は好成績を収めています。
(長距離戦なので折り合い面なども関係しています)
それも最後方からレースが終わってから伸びてくるような馬ではなく
中団あたりからしっかりとした末脚を繰り出せている馬が
菊花賞で成績を残しています。
前走上がり3F1,2位だった馬で抽出してみると
(単回収200%、複回収148% 複勝率81.8%) 11頭
上記に加えて前走4角9番手以内だった馬
(単回収203%、複回収162% 複勝率88.9%) 9頭
かなりの高確率である事が分かります。
上がりの脚を素直に信頼しましょう。
ちなみに上がり3F4位以下だった馬ですが
(単回収187%、複回収113% 複勝率22.2%) 36頭
と苦戦をしていますが、回収率は100%超えとなっています。
上記の条件に加え前走5番人気以下だった馬の成績は
(単回収374%、複回収198% 複勝率33.3%) 18頭
そして、480kg以上の馬に絞ると
(単回収442%、複回収272% 複勝率40%) 10頭
と回収率はかなり優秀な成績。
穴馬を狙うなら上の条件を満たす馬を見つけた方がいいでしょう。
一方のセントライト記念ですが、
こちらは神戸新聞杯と比べるとレベルが落ちるメンバー構成なので
しっかりと成績を出した馬でないと通用しません。
前走3着以内という条件で絞ると
(単回収63%、複回収80% 複勝率23.8%) 21頭
と少しまともな成績になります。
ちなみに4着以下は12頭いて馬券絡み0頭
セントライト惨敗組を狙うのはちょっと無理筋ですね。
そして、神戸新聞杯でも適用した馬体重の要素
480kg以上の馬だと
(単回収95%、複回収103% 複勝率28.6%) 14頭
ここではじめて回収率が100%近くなりました。
もう一つ条件を加えましょう。
神戸新聞杯と同様に前走4角9番手以内という条件を加えると
(単回収103%、複回収111% 複勝率30.8%) 13頭
最後に上がり3F1,2位という条件を加えると
(単回収0%、複回収216% 複勝率60%) 5頭
とだいぶ信頼度が上がってきます。
ちなみに昨年菊花賞とセントライト記念を勝った
キタサンブラックは上がりの脚を使えていないので
上の条件には当てはまっていません。
スタミナ・折り合いを前提として能力を見ていくといいでしょう。
それでは、今週も頑張りましょう。