セントウルステークスと北九州記念の関係性と好走の法則

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今週のメインレースはセントウルステークス

スプリンターズステークスを目標においた
重要なステップレースです。

このレースを当てるべく馬券のヒントを掴むために
前走別の内容なら好走している馬の
共通点を探っていきたいと思います。

まず主な前走別成績を見てみると

    単回収 複回収 複勝率 頭数
北九州記念 187% 83% 23.7% 38頭
キーンランド 0% 266% 20.0% 5頭
安田記念 0% 14% 14.3% 7頭
CBC賞 0% 41% 28.6% 7頭

と、北九州記念組が質・量共に圧倒的な成績を残しています。
逆に安田記念組は不振。

GI主役級の馬はステップレースという事で
目一杯の仕上げではなく結果を残せていないのに対して
夏場に使ってきた馬は全力投球での勝負で
結果を残せているという事が分かります。

今回は最重要ステップである北九州記念組から
好走している馬を探っていきます。

まずこのレースは夏場休んでいたGI級の馬が出走しているので
夏場のレベルの低いメンツだけで勝てるスケールの小ささでは
好走する事は出来ません。

馬格のある馬(460~519kg)で条件を絞ると

(単回収296%、複回収112% 複勝率33.3%) 24頭

と好走率は上がります。

この条件に実力を示す指標として前走9番人気以内という条件を加えると

(単回収323%、複回収123% 複勝率36.4%) 22頭

と更に好走率は上がります。

夏場を使ったアドバンデージだけでは通用せず
それなりの地力が必要である事が分かります。

またこのレースは3歳馬・牝馬が強いレースでもあります。

これらを示す指標、前走斤量55kg以下で抽出すると

(単回収462%、複回収180% 複勝率50%) 14頭

と更に信頼度が上がります。

特に牝馬だけで見てみると

(単回収500%、複回収200% 複勝率54.5%) 11頭

いかに牝馬が強いレースかという事が分かりますね。

逆に最初の馬体重云々を抜かして「牝馬」というだけでいてみると

(単回収279%、複回収129% 複勝率36.4%) 22頭

となります。

やはりただ牝馬というだけでは足りません。

牝馬にプラスする条件として先ほど挙げた条件を加えてみると

前走9番人気以内(単回収323%、複回収150% 複勝率42.1%) 19頭

前走斤量55kg以下(単回収341%、複回収158% 複勝率44.4%) 18頭

と地力が必要になる事が分かります。

上の条件に前走0.5秒差以内という事を加えると

(単回収410%、複回収190% 複勝率53.3%) 15頭

と信頼性がワンランク上がりますね。

夏を使ってきた馬+ある程度の地力+斤量の恩恵がある牝馬・3歳馬

3つのキーワードで予想していくと的中に近づきそうです。

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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。