今週の重賞は新潟2歳ステークス
マイル戦になってからは素質豊かな馬が勝ち負けするレースですが
前走でどういったレースをした馬が活躍しているのか
を確認していきましょう。
まず、前走のレース別の成績を見てみると
単回収 複回収 複勝率 頭数
新馬 86% 109% 27.4% 62頭
未勝利 44% 39% 15.0% 20頭
ダリア賞 20% 63% 16.7% 18頭
となっています。
オープン特別のダリア賞を使うよりも
新馬戦の成績が良いというのは特徴的ですね。
まずはダリア賞経由から分析してみましょう。
実力の証である人気面で振り分けます。
前走2番人気以内の馬を見てみると
(単回収33%、複回収103% 複勝率27.3%) 11頭
かなり信頼できる数字になってきます。
ここに将来性・スケールという要素を加えていきます。
馬体重440kg以上の馬で抽出をすると
(単回収52%、複回収162% 複勝率42.9%) 7頭
となります。
一定のスケールと、一定の実力があればオープンを使った
メリットが出てくるという事ですね。
一方、新馬戦の方を見てみます。
こちらは2戦目が重賞となるので、
今回の舞台で必要とされる条件を満たす舞台で走った馬の方が
好成績を出しています。
最初に見ていくのは、前走左回りという条件
(単回収109%、複回収112% 複勝率28.6%) 49頭
新潟は左回りなので、右回りよりも左回りを使った方が
当然成績が良くなります。
次に前走上がり1位という条件を加えると
(単回収100%、複回収165% 複勝率44.4%) 27頭
さらに成績が上がります。
このレースはスピード勝負になる傾向があるので
溜めの利くタイプ、瞬発力のあるタイプが有利ですので
初戦でその能力を見せた馬はここでも好走率が上がります。
最後に前走から距離延長もしくは同距離の馬を見てみると
(単回収143%、複回収197% 複勝率52.6%) 19頭
となります。
前述した通り、スピード勝負になるので
新馬戦で1800m以上を使った馬はスピード負けしてしまう確率が上がります。
以上です。
これらを踏まえて予想をしていくと
的中の確率は上がっていくでしょう。