今週のメインレースは重賞北九州記念
サマースプリント王者を目指す馬たちが出走してきますが
このレースを攻略すべく、臨戦過程別の成績を見て
的中のヒントを探っていきましょう。
まず、主な臨戦過程ですが
単回収 複回収 複勝率 頭数
アイビスSD 106% 50% 17.1% 35頭
CBC賞 11% 65% 19.0% 21頭
バーデンC 145% 50% 14.3% 7頭
北九州短距離 0% 77% 28.6% 7頭
となっています。
主にアイビスサマーダッシュ、CBC賞がメインとなっているので
この2レースと北九州記念の関連性を探っていきます。
まずアイビスサマーダッシュ経由の馬ですが
前走4角6番手以内という条件で絞ってみると
(単回収219%、複回収82% 複勝率23.5%) 17頭
アイビスサマーダッシュは距離こそ短いものの
スピード以外にパワーも問われるレース
スピード重視の北九州記念にあって、テンのスピードについていけないような
馬は厳しくなってしまうという事が分かります。
また、前走5着以内という条件を加えると
(単回収341%、複回収130% 複勝率42.9%) 7頭
かなり成績が良くなります。
疲労か勢いか、夏競馬の焦点になる要素ですが
アイビスからの臨戦は疲労よりも勢いが重要であるという事ですね。
ちなみに牝馬だと
(単回収398%、複回収151% 複勝率50%) 6頭
北九州記念自体が牝馬の強いレースですので
アイビス経由の馬もその傾向をそのまま引き継いでいる事が分かります。
また、アイビスサマーダッシュ5着以内の馬だけで絞ると
(単回収170%、複回収89% 複勝率35.7%) 14頭
ここにスピード能力の衰えが少ない4,5歳という条件を加えると
(単回収217%、複回収113% 複勝率45.5%) 11頭
と成績が上がってきます。
平坦コースなので、スピード能力はしっかりと見ていきたいですね。
一方のCBC賞ですが、こちらはスタミナ重視の舞台からの臨戦
前々で粘りきるようなスタミナタイプよりも後方から差してくるような
スピード能力の豊富な馬の方が好成績を残しています。
前走4角6番手以下(単回収0%、複回収95% 複勝率23.1%) 13頭
率こそ悪いものの回収率は上がってきます。
また、ここでもスピード能力の衰えがない4歳を条件に加えると
(単回収0%、複回収260% 複勝率66.7%) 3頭
とさらに好走の確率が上がっている事が分かります。
”小倉の平坦スプリント戦はとにかくスピード勝負”
ここを抑えておきたいですね。