関屋記念と中京記念、安田記念の関連性と好走の秘密について

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今週の重賞は関屋記念

長い新潟の直線を走るマイル戦ですが
このレースの前走別成績を見ていきながら
関屋記念というコースに求められる要素、好走している馬の
特徴を絞っていきたいと思います。

まず、主な前走成績を見てみると

    単回収 複回収 複勝率 頭数
中京記念 95% 70% 25.0% 16頭
安田記念 93% 78% 50.0% 8頭
エプソムC 0% 67% 42.9% 7頭
七夕賞 0% 106% 20.0% 5頭

中京記念、安田記念が主な臨戦となっている事が分かりますので
この2レースについて深く掘り下げていきましょう。

まずは中京記念経由で出走している馬ですが
このレースは先行している馬が成績を残しています。

前走上がり3F4位以下で条件を絞ってみると

(単回収153%、複回収112% 複勝率40%) 10頭

と成績が上がってきます。

平坦な新潟コースに対してスタートしてから
ずっと細かなアップダウンのある中京コースはスタミナの必要な舞台

差しが利きやすい舞台からそうでない舞台に条件が変わっているので
末脚がない馬でも、成績が上がっているという事が分かります。

こちらに前走4角4番手以下という条件を加えてみると

(単回収255%、複回収186% 複勝率66.7%) 6頭

新潟の長い直線では直線一気のようなレースは出来なくても
長い直線を逃げ・番手で乗り切るのは難しく
中団から長くいい脚を使うタイプが舞台にマッチしています。

ちなみに前走6着以下で条件を絞ってみると

(単回収218%、複回収160% 複勝率57.1%) 7頭

夏競馬特有の現象ですが、疲労を残さないで出走する事が
好成績に繋がっていく、という典型例ですね。

もう一つ興味深いのは、前走4番人気以上の馬だと

(単回収218%、複回収160% 複勝率57.1%) 7頭

という成績になるという事。

疲労を残してはいけない、というのは夏競馬の基本ですが
実力のない馬が惨敗しても好走に繋がらないという事です。

あくまで力のある馬が疲労を残さない形で凡走した時に
巻き返しのチャンスが回って来るという事ですね。

安田記念経由の方を見てみましょう。

こちらは中央場所のGIと関屋記念からすると格が数段上のレース
出走馬はしっかりと成績を残していますが
その中で好走の条件を探してみると

前走上がり3F4位以下の馬は

(単回収125%、複回収105% 複勝率66.7%) 6頭

となります。

安田記念の場合はGIで馬券圏内に入ってくるような馬は
出走してこない訳ですから、ここに出てきて上がり3F3位以内という事は
ほぼ最後方から直線だけ脚を伸ばしたという事

新潟は直線こそ長いですが、平坦コースなので
極端な競馬は通用しづらいという事が分かります。

この条件に前走1桁着順という実力を裏付ける条件を加えると

(単回収156%、複回収160% 複勝率100%) 3頭

かなり信頼できる成績を残している事が分かります。

疲労と実績・格、このあたりの見極めが大きな要素となりそうです。

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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。