宝塚記念と天皇賞・春、鳴尾記念の関係性と好走の法則について

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今週のメインレースは宝塚記念

春の総決算となるGIレースですが
どんな馬が好走するのかのヒントを探るべく
主なステップレースごとに好走の条件を抽出していきましょう。

最初に過去10年の主なステップレースを見てみると

    単回収 複回収 複勝率 頭数
天皇賞 春 56% 62% 28.6% 28頭
金鯱賞 177% 114% 35.7% 14頭
ヴィクトリア 0% 117% 33.3% 9頭
安田記念 0% 18% 16.7% 6頭

と天皇賞春からの臨戦が圧倒的多数を占めていますが
最高峰のレースからの臨戦の割には成績が振るいません。

その天皇賞春から臨戦した馬の好走条件を探ってみましょう。

最初に前走9番人気以内という条件で絞ってみると

(単回収72%、複回収79% 複勝率36.4%) 22頭

天皇賞に出ている馬でも人気のない実力の劣る馬では難しいという事が分かります。

ここで条件を加えていきます。

前走上がり3F5位以内という条件を加えると

(単回収106%、複回収116% 複勝率53.3%) 15頭

成績がグンと上がってきます。

天皇賞春は差しが届かず、先行馬有利なのに対して
宝塚記念は差しが届いて、先行馬不利な傾向にある。

というデータの裏付けだと言えます。

ここに年齢4,5歳という条件を加えると

(単回収132%、複回収145% 複勝率66.7%) 12頭

パワーが必要な舞台と思われがちですが
差し脚の鋭さ、スピード能力も必要であるという事が分かりますね。

最後に前走5着以下という条件を加えると

(単回収220%、複回収282% 複勝率100%) 4頭

そもそも天皇賞春と宝塚記念で必要とされる能力は真逆
天皇賞を適性で負けたような馬は、宝塚記念で楽々巻き返せる
という事が分かるデータになっています。

ちなみに天皇賞春1着馬の成績に絞ってみてみると

複勝率16.7% 単勝回収率0% 複勝回収率26%

この数字をどう見るかが、今回の予想で重要となるでしょう。

また、金鯱賞ですが、現在は開催日程が変わって
鳴尾記念が金鯱賞の役割を果たしています。

昨年勝ったラブリーデイなどもここ経由ですので
軽く傾向を見てみると

馬体重499kg以下(単回収473%、複回収356% 複勝率100%) 3頭

大型馬が苦戦していて、先ほど話したスピード能力の必要性が分かります。

前走3着以内(単回収355%、複回収267% 複勝率75%) 4頭

天皇賞とは対照的に鳴尾記念とは関連性の強い重賞であることが分かります。
期待値の面からも天皇賞春よりも鳴尾記念を狙いたいですね。