今週のメインレースはGI「NHKマイルカップ」
3歳マイル王決定戦ですが
年々レベルが下がっているのが気になるところ
ただ、今年はメジャーエンブレムの参戦で
にわかに盛り上がりを見せています。
果たしてメジャーエンブレムは前評判通り完勝するのか?
NHKマイルカップを好走している臨戦過程を確認する事で、
レースの傾向を見ていきましょう。
まず主なステップレースですが
ニュージーランドT(単回収222%、複回収107% 複勝率22.0%) 41頭
皐月賞(単回収32%、複回収45% 複勝率20.0%) 20頭
スプリングS(単回収0%、複回収151% 複勝率50.0%) 6頭
毎日杯(単回収86%、複回収62% 複勝率37.5%) 8頭
となっています。
ここでは出走頭数の多いニュージーランドトロフィーと
皐月賞について掘り下げていきたいと思います。
まず、ニュージーランドトロフィー経由の馬から調べていきます。
実力のある馬(前走4番人気以内)という条件で絞ると
(単回収314%、複回収130% 複勝率27.6%) 29頭
と数値が全てアップ
底力勝負になるコース形態なので、地力は重要ですね。
次に先行力(前走4角6番手以内)を条件にして絞ると
(単回収479%、複回収158% 複勝率36.8%) 19頭
とさらに確率が上がってきます。
差し馬が目立つ東京コースですが、競馬の原則は先行馬有利
先行力があるとさらに好走するという事が分かりますね。
次に皐月賞経由の馬を調べてみます。
こちらもある程度の地力は必要、という事で
前走1桁着順という条件で馬を絞ってみると
(単回収58%、複回収82% 複勝率36.4%) 11頭
数値が上がります。
さらに地力の証明である前走0.9秒差以内という条件を加えると
(単回収80%、複回収113% 複勝率50.0%) 8頭
と複勝回収率は100%超え
皐月賞をある程度好走した馬なら好勝負出来るという事が分かる
一方で、皐月賞からはレベルの高い馬は参戦していない事も分かりますね。
以上です。