ここでは天皇賞春で好走する馬を探っていくため
日経賞、阪神大賞典、大阪杯をステップに出走してくる馬が
どのような成績を残しているのか?
また、どんな競馬をしてきた馬が天皇賞春で活躍しているのか
前哨戦と天皇賞春の関連性について話しています。
天皇賞春は春の長距離王決定戦です。
今年は例年になく、層の厚いメンツが集まっていますが
毎年どのような馬が馬券に絡んでいるのかを
臨戦過程別の成績から導いていきたいと思います。
主なステップレースですが
日経賞経由(単回収229%、複回収150% 複勝率32.1%) 28頭
阪神大賞典経由(単回収34%、複回収57% 複勝率18.2%) 33頭
大阪杯経由(単回収133%、複回収136% 複勝率43.8%) 16頭
京都記念経由(単回収196%、複回収293% 複勝率66.7%) 3頭
と、前走出走レースは3つのレースに集中していますので
この3レースについて好走傾向を探っていきましょう。
まずは日経賞から見てみましょう。
全体の率を見て貰うと分かるように、もともと率の高い日経賞ですが、
差してきた馬(前走4角6番手以下)に限ると
(単回収321%、複回収178% 複勝率35.0%) 20頭
と期待値がグッと上がります。
この条件から前走1着という条件を加えると
(単回収103%、複回収160% 複勝率66.7%) 6頭
とかなり率は跳ね上がります。
ただ、単複の回収率は低くなるので、旨味はないですね。
ちなみにこの6頭に対して阪神開催だった日経賞を除くと
(単回収124%、複回収192% 複勝率80.0%) 5頭
とかなり信頼出来る数値になります。
・結果を出している実力馬
・展開の向かない中を差してきた馬
は好走に繋がるという事が分かると思います。
次に阪神大賞典を見てみましょう。
こちらはかなり成績が悪いのですが
前走1着の馬に絞ってみると
(単回収115%、複回収101% 複勝率40.0%) 10頭
と単複回収率も100%超えをしてきます。
力のある馬なら通用しているという事が分かります。
この条件に前走4角2番手以内という追加条件をつけると
(単回収191%、複回収168% 複勝率66.7%) 6頭
と馬券として信頼出来る存在になります。
坂超えが2度ある阪神コースの3000mはタフでパワータイプが活躍する舞台
最終コーナーで前に出られる先行力及びまくる力がないと
京都コースでは後ろに置かれてしまい苦戦をするという事が分かります。
最後に大阪杯を見てみます。
こちらもそもそも相性のいいステップレースですが
最初に前走3着以内という条件で絞ってみると
(単回収214%、複回収198% 複勝率60.0%) 10頭
と信頼度・期待値はグッと上がります。
この条件に加えて、前走上がり3位以下という追加条件を加えると
(単回収338%、複回収278% 複勝率80.0%) 5頭
と大幅に数値がアップ
瞬発力を活かしたい馬は天皇賞では通用せず
先行して結果を出してきたような馬が
天皇賞春の舞台と相性がいいという事ですね。
この3つのデータを参考に予想をして下さい。
今週の重賞で注目している馬は
この馬 → 人気ブログランキングへ
馬券の回収率を上げるための方法論や
予想力を上げる馬の見方については
無料で配信しているメールマガジンで情報を提供しています。
予想方法が定まらない、なんとか競馬で勝ちたいという方は
以下をクリックして申し込んで下さい。