ルメール騎手がマカヒキではなくサトノダイヤモンドを選んだ理由

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4/13付けのヤフーニュースで

「ルメール騎手、サトノを選ぶ理由」

という記事が出ていました。

記事を見ていない方はコチラからどうぞ

http://news.yahoo.co.jp/pickup/6197594

この記事を読んでみると、
サトノダイヤモンドを選んだ理由を一言で言うと

「日本ダービー(東京芝2400m)の適性がサトノダイヤモンドの方が高いから」

という事でしたが、レースぶりやスケール感を考えると
無難な選択をしたな、というのが私の感想です。

そして大多数の人はそのような感想を持ったことでしょう。

この2頭、どちらも能力の高い馬でクラシックを勝つチャンスはありますが

「自在性」という点で大きな違いがあります。

後方待機での差し戦法が定着しつつあるマカヒキは
ペースや位置取りで取りこぼすリスクがある馬ですが
前々で競馬が出来て反応良く抜け出すことの出来る
サトノダイヤモンドは能力以外の要素で負けるリスクが少ない。

その点は騎手にとって大きな魅力ですし
サトノダイヤモンドを選んだのにも納得出来ます。

実際に日本ダービーは瞬発力勝負になる事が多く
後方からでも互角に戦える舞台ですが
皐月賞は位置取りが大きなポイントとなるレース

後方からのレースになると展開に敗れるというパターンがよく見受けられます。

その点からも2冠、3冠を狙うという意味では
サトノダイヤモンドの方が能力的には確率が高いと思います。

しかし、今週の皐月賞ではこの馬は本命には出来ないなと感じています。

理由は「きらさぎ賞からの直行である事」です。

サトノダイヤモンドのレースぶりや強さを認めている人から見ると
「何を重箱の隅を突くような事を言ってるんだ」
と思うかもしれません。

しかし、スピード勝負・瞬発力勝負になる京都芝1800mから
近年スピード勝負になっているとはいえ、
本質的には脚力が問われる中山芝2000mへの舞台変更はプラスにはなりません。

中山競馬場を経験したことがないサトノダイヤモンドが
初めての中山でこれだけの相手と戦う事はデメリットでしかないでしょうし
このデメリットは決して小さくありません。

もちろん、リオンディーズが朝日杯を勝ったときのように
そういったデメリットを全て吹っ飛ばし、力でねじ伏せる可能性もあります。

それだけの可能性を秘めた馬ではありますが
レベルの高い今年のメンバーでそこまで突き抜けた存在だという
確率の方が低いでしょう。

同レベルでの戦いとなれば、条件変化を苦に厳しい戦いを強いられる
という事も十分考えられるので、一番人気必至の今回は印を落とす予定です。

いずれにしてもこれだけのメンバーが揃う皐月賞は滅多にないので
全馬無事に出走して欲しいところですね。