今日のメインレースはG2日経賞
少頭数ではありますが、例年以上に厚みのあるメンツが揃いました。
ここでは、日経賞の好走馬の傾向をみていきますので
その内容を基に予想を展開していきましょう。
過去10年のデータから前走レース別の成績を見てみると
有馬記念経由(単回収61%、複回収86% 複勝率50.0%)
AJCC経由(単回収160%、複回収109% 複勝率45.5%)
京都記念経由(単回収0%、複回収138% 複勝率50.0%)
ダイヤモンドS経由(単回収0%、複回収35% 複勝率20.0%)
となっています。
今年は有馬記念からの臨戦が多いので
有馬記念に出走した馬について掘り下げていきます。
前走有馬記念で3着以内に入った馬は5頭いますが
(単回122複回120複率80.0)
と成績がグンと上がってきます。
ここにもう一つ条件を加えます。
有馬記念3着以内かつ4角4番手以内だった馬は3頭いて
(単203複116率100) 3頭とも勝利
という結果になっています。
最高峰のGIレース有馬記念と同条件でのレースとなるので
結果が直結しやすいのはもちろんの事ですが
GI前のステップレースと言うことで、ペースも激化することが少なく
前にいく馬がそのまま力を出しやすい。
というシンプルなデータが出ています。
もう1レース、AJCCを見てみましょう。
このレースを経由してきた馬はそもそも成績が良いですが
上がり3Fで1位でなかった馬(2位以下の馬)に焦点を当ててみると
(単回252複回155複率57.1)
とさらに成績が上がります。
これだけでも立派な成績なのですが
さらに着順を絞って馬券圏内には入れなかったけど健闘した馬
(着順が4~6着だった馬)に焦点を当てると
(単回442複回242複率75.0)
と、更に成績を上げてきます。
AJCCの舞台中山芝2200mと今回の舞台は共に非根幹の
特殊距離という事で、結果としてはリンクがしやすいです。
加えて、前述したように日経賞はスローに流れて、
前にポジションをとった馬が
アドバンテージを取りやすいレース。
AJCCの速い流れで、前目粘っていた馬が
日経賞の遅い流れで、粘り込みを図りやすくなる。
逆に、AJCCの速い流れで、後方から差してきた馬が
日経賞の遅い流れで、末脚不発となりやすくなる。
こんな事が分かりますね。
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