先日、ターフトピックス以前にアナウンサーをしていた
という方と話す機会がありました。
もう7~8年近く前の話だという事なので
今の競馬界とはまた違ってきているとは思いますが
普段競馬新聞やテレビでは聞けない情報をたくさん聞けたので
シェアしたいと思います。
話のテーマに上がったのは3点です。
○外国人騎手、地方出身騎手の乗り替わりは注意
近年GIを含めた大舞台での活躍が目覚ましい
外国人騎手と地方出身騎手
この2種類の騎手には大きな特徴があります。
それは「馬を酷使したレースをする」という事。
外国人や地方出身騎手はハングリー精神が強く
1レース1レースを全力で勝とうとするので
馬を叩いて叩いて走らせるそうです。
逆にJRA所属の騎手というのは「馬を育てる」
という感覚があり、柔らかい乗り方をしてくれる。
外から競馬を見ていてもそのあたりは見て取れますが
この傾向は馬券検討に生かせますよね。
JRA所属騎手→外人・地方出身騎手 評価上がる
外人・地方出身騎手→JRA所属騎手 評価下がる
わかりやすく言うと
JRA騎手は馬の体力・能力という貯金をする
外人・地方出身騎手は貯金を吐き出す。
当然貯金を吐き出す時の方が好走する確率は高いという訳です。
○調教師のコメントは信用出来ない。
競馬というのはギャンブルです。
なので、公平性を侵害するような行為・情報操作ができません。
という事で聞けた話は
「調教師は馬の状態が悪くても悪いと言えない」
という事。
私はこの事は知っていたので、陣営のコメントを鵜呑みにせず
気配や流れを読むようにしています。
追い切りというものは極めて主観的な予想ファクターなので
予想の優先順位は下の方に置いておく方が
客観的で精度の高い予想が出来るでしょう。
○いい馬は人脈で回ってくる
馬主はお金を稼いでナンボという世界ですが
狭いJRAという社会において
騎手と馬主の人間関係が出来上がっているようです。
そういった影響もあり
「いい騎手だからいい馬が集まる」
という事は一概には言えないようです。
ただ、いい馬が集まってくれば、良い成績を残せる
というのは事実なので参考程度に考えておけばいいと思います。
強いて言えば大舞台のレースは割引してもいいと思います。
名前は出せませんが、良い成績を残している
JRA所属の中堅騎手あたりの名前が出ていました。
それ以外にもいろいろと話をしました。
有益な情報以外のことでも競馬の話をするのは
やっぱり楽しいですね。
またJRA関係者からと話をする機会があれば
言える範囲でシェアしたいと思います。