【ジャックルマロワ賞】ドーヴィル芝1600mの特徴と傾向

🏇 コース概要と特徴

ドーヴィル競馬場はフランスの名門競馬場で、2種類の芝コースを持ちます。
今回注目するのは、900〜1600mの完全直線コース。起伏が少なく平坦で、純粋なスピード勝負になりやすい構造です。

  • コース形状:完全ストレート(ゴールまで曲がりなし)

  • 距離:1600m(ストレートマイル)

  • 起伏:ほぼ平坦

  • 使用時期:夏開催がメイン(7〜8月)

ジャックルマロワ賞は直線1600mのコースで行われます。


📊 馬場傾向と脚質

  • 基本有利な脚質先行型

    • スタート直後から残り距離が長く、淡々とした流れになりやすい

    • 前が止まらない馬場なら、先行勢の押し切りが多い

  • 差し馬が浮上する条件:馬場が柔らかい(雨などで稍重〜重)時

    • 軽い馬場よりも、時計が掛かる条件で後方勢が台頭


🎯 枠順・コース取り

  • スタンド側寄り(中央〜外)を通る馬の好走が多い

  • 過去のデータでは、バリア7番より外の馬が勝っていない開催もあり、内寄りがやや有利との分析も


📌 主な開催レース

  • G1 ジャック・ル・マロワ(Prix Jacques Le Marois)

  • G1 ロスチャイルド(Prix Rothschild)

いずれも世界的な一流マイラーが集結するレースで、展開・馬場傾向の参考に最適


🔍 過去傾向まとめ

項目 傾向
コース特性 完全ストレート・平坦・スピード勝負
有利な脚質 先行有利(ただし馬場悪化時は差し浮上)
枠順・コース取り スタンド側中央寄りが好走多め
レース展開 前残り主体、馬場次第で差しも

🔍 ジャックルマロワ賞過去10年結果

JRA(https://jra.jp/keiba/overseas/race/2025jlm/past.html)より引用

◆優勝馬年齢分布
3歳馬 5勝、4歳馬 4勝、5歳馬 1勝

◆優勝馬性別分布
牡馬 6勝、牝馬 4勝

◆優勝馬国別分布
イギリス 6勝、フランス 2勝、アイルランド 2勝