超スローペースが結果に左右|2014有馬記念レース回顧

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先日行われたGI有馬記念はジェンティルドンナが
引退レースを見事に飾り
、ドラマティックな結末となりました。

通常で考えるとジェンティルドンナに出番がないような舞台でしたが
ヴィルシーナが作った超スローペースからの直線の瞬発力比べ

最下位のオーシャンブルーの上がり3Fタイムが34.2秒
15着のメイショウマンボの上がり3Fタイムが33.9秒と
ただ単に上がりのレースになってしまった。

という事がジェンティルドンナの勝因でしょう。

抽選で好枠を引き当て、流れがこれしかないという形になるあたり
競馬は実力と同じくらいに運が必要なんだなと実感するレースとなりました。

そういった意味でもジェンティルドンナはまさに歴史に名を残す名牝と言えるでしょう。

2着トゥザワールドもこの流れに最大限乗った馬だと言えます。

元々機動力と器用さを兼ね備えたタイプで
中山競馬場は最も得意とするコース。

スローで自在に動ける強みが最大限生かしましたね。

東京や阪神など広々としたコースでは今後も苦しいでしょうが、
中山などの小回りでは活躍してくれるでしょう。

期待したゴールドシップは3着

今回は流れにつきますね。
それでも前に出して、早めに上がり最後も33秒台でまとめられたのは
状態がしっかりと戻っていたという事でしょう。

今回は不運でしたね。

4着ジャスタウェイも流れに殺されてしまいました。

枠順がもう少し内ならもっといいポジションから
鋭い末脚を繰り出していたと思いますが、仕方がありません。

距離不安だったこの馬にとって、今回のスローペースは
願ったり叶ったりでしたが、枠順が良くなかったですね。

5着エピファネイアも瞬発力勝負になっては苦しいです。

もともと瞬発力ではなく、持久力で傾れこむタイプですから
今回の敗戦は仕方がないでしょう。

もっと早いペースでスタミナが問われるレースの方が
この馬には向いていますね。

扱いの難しい馬です。

その他の大敗した馬も1着から1.1秒以内に収まっており
今回の結果をうけて、どの馬が優れていてどの馬が劣っていると
判断をしづらいレースであったと言えますね。

これらの有力馬の敗因を見てみても
ジェンティルドンナが勝つ為のレースであったと言えるでしょう。

2014有馬記念はドラマが用意されていたレース

そう結論付けられるレースでした。

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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。