エプソムカップを予想する際に必要となる
過去10年に行われたレースからのデータ分析をしていきます。
有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?
有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?
また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら
エプソムカップで好走している馬について話をしていきます。
Contents
エプソムカップは東京競馬場芝1800mで行われています。
スタートから緩いカーブになっている
東京競馬場でも特徴のあるコースなので
器用さと末脚の力が求められるコースになっています。
そんなエプソムカップを攻略すべく
このレースで好走している馬はどのような馬なのか?
過去10年のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
(データの整合性をとるために単勝50倍以下の馬でデータをとっています)
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エプソムカップ、過去10年のデータ分析
差し馬受難のレース、速い上がりよりも位置取りが大切
まず最初にいつも通りエプソムカップで
活躍する馬の脚質を見ていきましょう。
以下はエプソムカップでの4コーナーでの順位別成績です。


4コーナー5番手以内の馬の 複勝率は44.7%
4コーナー7番手以下の馬の 複勝率は17.9%
好走率を見てみると倍以上の差をつけて
圧倒的に先行馬が有利なレースとなっています。
それでは、回収率の面からも見てみましょう。
4コーナー5番手以内の馬の 複勝回収率は118%
4コーナー7番手以下の馬の 複勝回収率は48%
こんな感じですね。
どこからどう見ても
”先行馬有利” です。
一応、エプソムカップにおける過去10年の
上がり3ハロン順別成績も見てみましょう

先行馬有利な割には上がり3ハロン6位以下の馬が
いまいちいい成績を残せていません。
スローペースからの上がり勝負で
前にいる馬も速い上がりを使っていることが分かります。
とりあえず後ろからしか競馬が出来ない不器用な馬はNGです。
前残りのレースは内枠有利とリンクする
次にエプソムカップの枠順別成績を見てみましょう。
見るからに1~4枠と5~8枠の数字が違います。
冒頭でも話しましたが、東京芝1800mというコースは
スタートから緩やかなカーブになっているので
内枠の馬が距離的なアドバンテージを得られるコースですが
エプソムカップではスローペースになりやすいという
傾向があるため見るからに前が有利になっています。
内枠はプラスα、外枠はマイナスαの評価が必要ですね。
次にエプソムカップの年齢別成績を見てみると
4歳馬の成績が突き抜けています。
競走馬としてピークの能力に達する4歳の春
この世代が活躍しているという事は
持っている能力(スピード)を発揮できる舞台だという事です。
年齢はあくまで一つの目安ですが
競走馬として勢いがなくなった馬は買いたくないですね。
前走惨敗からの巻き返しが顕著!
次にエプソムカップにおける前走着順別成績を見ていきましょう。
前走1,2着の馬が複勝率35%と高い水準を見せていますが
前走6着以下に負けた馬も
複勝率30%以上の好成績を見せています。
エプソムカップにおけるレース間隔別成績を見てみると
レース間隔が短ければ、短いほど成績が悪くなっているように
能力を出し切れる舞台であるだけに
体力がない状態で出走すると厳しい現実があります。
前走で大きく負けているという事は
「レースで体力を使っていない」という事。
余力を残して出走した馬が
エプソムカップで巻き返しを図っている
という点は見逃せないところですし
レース間隔を空けてリフレッシュしてきた馬は
エプソムカップで好走しやすい点も見逃せないですね。
以上がエプソムカップを攻略するための主たるデータです。
まとめ
東京競馬場1800m戦という舞台で行われる
エプソムカップは先行馬有利、内枠有利が顕著な舞台ですが
スピード能力が問われる舞台であるだけに
馬にどれだけ余力が余っているかが問われます。
・前走惨敗している馬
・レース間隔を空けてきている馬
・勢いのある4歳馬
このあたりを狙っていきたいですね。
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