オークス2020を予想する際に必要となる
過去10年に行われたレースからのデータ分析をしていきます。
有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?
有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?
また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら
オークス2020で好走している馬について話をしていきます。
Contents
こんにちは、MOTOです。
先々週にはNHKマイルカップが行われましたが
ここでは桜花賞2着のレシステンシアが2着に入りましたね。
そして、アーリントンカップ2着のギルデッドミラーが
勝ち馬のタイセイビジョンを抑えて3着に入りました。
今年の牝馬はレベルが高そうですね~
そんな中、今週はオークスが行われます。
ハイレベル世代の桜花賞を圧勝した
デアリングタクト が出走してきます。
今回はオークスの過去データを見ていきたいのですが
過去10年で見てみると桜花賞組の成績がイマイチなんですよね~
そんな中で買える桜花賞組の馬はどの馬なのか?
という事を考えていきながら
ヴィクトリアマイルのデータを分析していきたいと思います。
オークス2020は東京競馬場芝2400mで行われています。
有利不利のないフラットな東京競馬場で行われるレースなので
底力と末脚の力が求められるコースになっています。
そんなオークスを攻略すべく
このレースで好走している馬はどのような馬なのか?
過去10年のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
(データの整合性をとるために単勝50倍以下の馬でデータをとっています)
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オークス、過去10年のデータ分析
未知の距離でのレースは各馬が慎重になる
まず最初にいつも通りオークスで
活躍する馬の脚質を見ていきましょう。
以下はオークスでの4コーナーでの順位別成績です。


4コーナー5番手以内の馬の 複勝率は31.3%
4コーナー7番手以下の馬の 複勝率は26.2%
好走率だけを見てみると、
若干先行馬が有利というくらいに数字の差ですが
回収率の面から見ても先行馬が有利となっています。
4コーナー5番手以内の馬の 回収率は87%
4コーナー7番手以下の馬の 回収率は61%
こんな感じですね。
トップホース達は桜花賞を目標として
1600m戦を中心に走っている中
オークスでは一気に800m距離が延びて2400mとなります。
どの馬にとっても未知の距離になるので
ゆっくり走ろうとするのは必然。
スローペース必至のレースで、前が残りやすくなります。
一応、オークスにおける過去10年の
上がり3ハロン順別成績も見てみましょう

上がり3ハロン1位の馬の
複勝率は92.3%
スローペースになるため
長い直線でどれだけ速い脚を使えるのか?
というレースになっていますね。
メインは桜花賞組も回収率は振るわず…
次にオークスの前走出走レース別成績を見てみましょう。
前走で桜花賞組に出走した馬が
【7.4.5.41】
と馬券に絡む馬の約半数を占めていますが
複勝回収率 54%
という事を考えると、成績が良いとは言えません。
では、桜花賞組で活躍しているのはどんな馬なのか?
という点から考えてみましょう。
前走桜花賞に出走した馬の着順別成績を見てみると
前走3着までに入っていないとほぼダメという状況。
前走6着以下に負けた馬で馬券に絡んだのは31頭いて
アドマイヤミヤビ、ルージュバック、メイショウマンボ
この3頭のみ。
本当に強いレースをした馬ならともかく
基本的には巻き返しは厳しいと取るべきでしょう。
続いて、桜花賞での4角順位別成績を見てみると。

4コーナーで3番手以内にいた馬は大苦戦。
GIのマイル戦で先行するような馬はスピードが勝った馬。
一気の距離延長となるオークスでは体力が持たないという事ですね。
桜花賞組のオークスでの人気別成績を見てみると
1,2番人気の馬は複勝率が異様に高く
単複の回収率も100%を超えています。
競馬の人気は前走の内容に加えて、
距離適性などを加味して、プロの競馬記者がつけた印を
参考にオッズが並んだ行くような形になります。
桜花賞に出走していて人気が高いという事は
距離延長がOKという適性のサインであると言えますね。
フローラステークス組で好走する馬はどんな馬?
桜花賞組の成績と傾向は分かったので
次にフローラステークス組の成績を見てみましょう。
オークスでの前走クラス別の成績をもう一度見てみると
フローラステークス組は過去10年で9連対。
1年で1頭は馬券に絡んでいると言えます。
では、どんな馬が活躍をしているのか?
データを探っていきましょう!!
フローラステークス組の前走着順別成績を見てみると
格下のレースなので、当然のことなのですが
前走で1~3着に入っていないと厳しいですね。
ここを前提にもう一つデータを出しましょう。
フローラステークス組の種牡馬別成績を見てみると
オークスでは回収率の低いディープインパクト産駒が活躍。
ちなみに全体の種牡馬別成績はこんな感じ
スピードに勝るディープ産駒は距離延長に苦戦をしていますが
2000mで走れる体力のあるディープ産駒は活躍しています。
今年はディープ産駒の出走がないので
他の種牡馬に注目してみると…
ゼンノロブロイ、ハービンジャー、キングカメハメハ
などのスタミナタイプの馬が活躍しています。
今年のフローラステークス1,2着の父親は
スクリーンヒーロー、オルフェーヴル
スタミナ十分の種牡馬達なので
ウインマリリンもホウオウピースフルも
十分に好走の目がありそうですね。
以上がオークス2020を攻略するための主たるデータです。
まとめ
東京競馬場2400m戦という舞台で行われるオークスですが
ほとんどの牝馬が経験したことのない未知の距離でのレースとなるので
ゆったりとした流れになりやすい、先行馬が有利になるレースです。
マイルの頂点だったGIレース桜花賞を使った馬については
適性や脚質、勢いなどをしっかりと精査する必要があります。
またフローラステークス組の成績も良好で
実績では劣っていても、注意が必要ですね。
MOTOの今週の重賞で注目している馬
私が重賞で注目している馬はブログランキングにて毎週更新しています。
(月曜日から火曜日くらいに更新する予定です)
私がオークス2020で注目しているのは
2400mという距離がベストマッチなあの馬です。
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