ディープインパクト産駒随一の瞬発力の持ち主キズナの特徴と分析

Pocket

現役時代のディープインパクトを知る人は
ディープインパクトの最大の持ち味はなんですか?

と、聞かれた時に「末脚の切れ味の鋭さ」

と答える人が多いのではないかと思います。

ですが、この最大の持ち味は産駒に生かされていない事が多いです。

ジェンティルドンナやディープブリランテなど
スピード豊富で能力が高い馬ですが
瞬発力・切れ味に優れている訳ではありません。

しかし、ディープの最大の武器を引き継いだ馬が登場します。

それが キズナ 

キズナは弥生賞あたりから、その才能と切れ味を見せ始めます。

その後、日本ダービーを制して
日本を代表する名馬へと成長しました。

そんなキズナの全成績を振り返り
この馬の特徴や傾向、得意・不得意などを分析していきましょう。

新馬 1着

少頭数での競馬で、道中は中団で待機。
直線に入ってから伸びてくるが、反応が悪い。
最後は推進力を生かして突き抜ける。

【収穫】推進力タイプ、直線反応悪い

黄菊賞 1着

道中は後方から競馬を進め
直線は外に出して楽に抜け出す。
初戦よりも反応が良く、末脚の鋭さも増した。

【収穫】反応良化、成長力あるか

ラジオNIKKEI賞 3着

1000m66秒という超スローペースを2番手で折り合いつけて
直線勝負するもエピファネイア、バッドボーイに競り負け3着
持続力勝負は苦手な面を露呈した。

【収穫】持続力勝負苦手

弥生賞 5着

道中は後方で折り合い、エピファネイアより少し後ろでレースを進めるが
勝負所の4コーナーでついていけず、直線になって猛追するものの5着

【収穫】小回りコース苦手、推進力不足、瞬発力鋭い

毎日杯 1着

最後方待機策をとり末脚にかける。
外回りとはいえ、上がり3ハロンのタイムは
2位の馬より1.5秒速い瞬発力を見せる。

【収穫】瞬発力極高、最後方からの競馬が合う。

京都新聞杯 1着

毎日杯同様、後方からの追い込みの競馬
上がり2位の馬に1秒差をつけ、能力の違いを証明。

【収穫】毎日杯の収穫の証明、スケール大

日本ダービー 1着

過去2走と同じ最後方の競馬、1枠から距離ロスがないよう
レースを進め、徐々に外目へ追い出していき
最後は大外から差してくる理想的な競馬

【収穫】東京競馬場適性高、瞬発力極高

ニエル賞 1着

後方2番手からレースを進めて
4コーナーでは楽な手応えで進出
芝の重さに脚を取られた感があったが
しぶとく伸びて勝利

【収穫】重い馬場もこなせるが得意ではない、成長力高い

凱旋門賞 4着

先団で折り合いをつけて4コーナーでまくり気味に進出
切れ味を見せられず、オルフェーヴルには力負けしたが
能力の高さは見せた。根本的にフランスの馬場は合わない。

【特徴】時計のかかる馬場は不得意、成長力有

大阪杯 1着

道中3頭が引き離して逃げる展開の中、エピファネイアの少し後ろ位置取る
直線では瞬発力勝負となり、エピファネイアをあっという間に交わしてゴール

【収穫】瞬発力は抜群、力のいる馬場でも苦にしない

天皇賞・春 4着

道中は最後方から競馬を進める、3コーナー過ぎの下り坂から
徐々に進出したが直線では伸びを欠いて4着に敗れる。
長距離をロングスパート出来るだけのスタミナはない。

【収穫】ステイヤーではない(2400m以下が良い)

以上の「収穫」からキズナがどんな馬なのか分析出来ます。

3歳春に急成長を遂げ、抜群の瞬発力を見せるレースが定着
本来はスピード勝負が向くが、力のいる馬場でも力を発揮出来る
全天候型の追い込み馬だが、直線は長い方が良い。

今後、キズナが走る度にデータが収集されていき
より精度の高いアップグレードした分析を行いたいと思います。

レース予想の参考にして下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。