ファンディーナが皐月賞・日本ダービーへ!勝算と陣営の判断の正しさについて

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先週の土曜日に今年のクラシック路線を大きく左右する発表が行われました。

そのニュースとは

「ファンディーナが皐月賞・日本ダービーといった牡馬クラシック路線に進む」

というニュースです。

今週のメインレース注目馬はこの馬
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ウオッカが日本ダービーを勝ったという記憶は
競馬ファンには鮮烈に残っていると思いますが
過去の歴史を紐解いていくとクラシックに挑んだ牝馬達は苦杯を舐め続けてきました。

2014年の日本ダービーに挑んだ レッドリヴェール は12着
2014年の皐月賞に挑んだ バウンスシャッセ は11着
1996年の日本ダービーに挑んだ ビワハイジ は13着

といずれもレースに参加する事すら出来ないまま惨敗しました。

レッドリヴェールは桜花賞で2着
バウンスシャッセはオークスで3着
ビワハイジは阪神JF勝ち馬(桜花賞は惨敗)

であった事を考えれば、世代トップクラスの馬が
牡馬クラシックに挑戦して苦杯を舐めていた歴史があるわけです。

そんな中でファンディーナの皐月賞・日本ダービーへの挑戦

果たして勝算はあるのでしょうか?

私の見解としては“勝算あり”とみています。

勝算ありとみる第一の理由は
今年は牡馬のレベルが低く、牝馬のレベルが高いという点

今年の牝馬クラシックにはソウルスターリングという大本命馬がいて
デビューから4戦完璧な競馬を見せ続けています。

それ以外にも弥生賞馬カデナやスプリングS2着の
アウトライアーズを破ったアドマイヤミヤビ

3連勝中のカラクレナイや阪神JF2着のリスグラシューなど
かなりレベルの高いメンバーが揃っています。

対する牡馬は最有力候補である レイデオロ がホープフルステークスから
順調さを欠き、ぶっつけ本番で皐月賞に挑むとローテになっていることや

重賞2勝馬のブレスジャーニーがクラシックから脱落して
皐月賞・日本ダービーに出走できず

朝日杯FS勝ち馬のサトノアレスは年明け初戦の
スプリングステークスで4着と馬券に絡めず。

ざっとみて層の薄さが浮き彫りになるメンツ

この状況を考えれば、牝馬クラシック路線に乗って桜花賞・オークスを戦うよりも
牡馬クラシック路線に乗って皐月賞・日本ダービーを戦った方が
成績を残せる可能性が高いというのはレベルだけで見れば明らかです。

あとは牡馬に挟まれてひるまないか、という点ですが
ファンディーナ自身、馬格があり力負けをしないであろう点と
前に行けるタイプの馬なので揉まれる可能性が低い点を考慮すると
こなせる可能性は高いであろうと推測されます。

もう1つ勝算ありとみた第二の理由は
ミスエルテが朝日杯FSで4着に入った点です。

ファンタジーステークスを圧勝した時点で
その能力を評価されていたミスエルテですが
本質的には京都1400mと阪神1600mは相性の悪い舞台です。

またミスエルテの走りを見ているとパワーが勝ったタイプの馬で
スピードや瞬発力の活かしやすい阪神1600mは合いません。

そんな観点から見ると朝日杯で1番人気に推されたのは
過剰人気と言わざるを得ないのですが
そんな過剰人気の中でも惨敗せず4着に入ったということから

やはり2017年は牡馬よりも牝馬の可能性の方が高いということが言えます。

ミスエルテよりも上の能力を持ち、
中長距離にも耐えうる実績および血統的な背景を持った
ファンディーナは牡馬クラシックでのその力を発揮できるであろうと推測されます。

今年のクラシックは内容的にも馬券的にも面白くなりそうですね。

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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。
競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。
エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。