マイルCSと天皇賞、スワンS、富士Sの関係性から勝つ馬を探る

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今週のメインレースはGIマイルチャンピオンシップ

秋のマイル王決定戦で、マイラーはここを目指して出走してきます。
全てのマイラーがここを目指して出走してくる訳ですから
ステップレースはある程度の偏りを見せます。

まずは過去10年の前走別成績を見てみましょう。

    単回収 複回収 複勝率 頭数
スワンS 0% 69% 23.3% 30頭
富士S 103% 62% 18.5% 27頭
天皇賞 秋 94% 54% 30.0% 20頭
秋華賞 0% 0% 0.0% 6頭

ステップのほとんどがスワンステークス、富士ステークス、天皇賞秋に集約されていますので
この3つのレースとマイルチャンピオンの関係性を見てみましょう。

まずは一番頭数の多いスワンS組

スワンSは1400mのレースなので、マイルCSは1600m
200mの距離延長となるので、前で競馬をした馬にとっては
厳しい舞台となります。

前走4角6番手以下だった馬で条件抽出してみると

(単回収0%、複回収104% 複勝率35%) 20頭

複勝回収率がグッとあがります。

ちなみに4角5番手以内は10頭いて馬券絡み0頭
先行馬にとっていかにこの距離延長が負担になるかが分かりますね。

次に「格」の問題です。
G2からGIへの格上げ、しかもメンバーが集まるGIへの格上げな訳ですから
前走で凡走しているようでは当然苦戦を強いられます。

前走5着以内という条件を加えると

(単回収0%、複回収148% 複勝率50%) 14頭

複勝率という点も信頼に足りる数字となります。

ちなみに6着以下は6頭いて馬券絡み0頭
格が足りない馬は簡単には好走できない事が分かります。

そして、週中での動画でも話した通りこのレースは3歳馬が苦戦するレース

4歳馬以上という条件を加えると

(単回収0%、複回収173% 複勝率58.3%) 12頭
数字としてもっと安定します。

また瞬発力勝負、スピード勝負になりやすい京都マイル戦において
上がりの速さも大きな武器となります。

前走上がり3F3位以内だった馬を条件に加えると

(単回収0%、複回収211% 複勝率83.3%) 6頭
軸馬に出来るレベルの好成績となります。

次に富士ステークス組を見てみましょう。

こちらはG3からGIへの格上げという事で
スワンステークス以上に格が問われる一戦です。

前走5番人気以内という条件で抽出してみると

(単回収139%、複回収84% 複勝率25%) 20頭
と成績が上がります。

ちなみに6番人気以下は7頭いて馬券絡み0頭
G3で人気を取れないレベルの馬はGIでは用無しという事ですね。

先ほどのスワンステークスと同様、3歳苦戦のデータも当てはまります。

4歳以上の馬という条件を加えると

(単回収174%、複回収105% 複勝率31.3%) 16頭
複勝回収率は100%を超えてきます。

この2つが主に好走の条件で脚質的な面は特に関連性がありません。

坂有り→坂無し:先行馬には悪くない
瞬発力が問われる舞台:差し馬には悪くない

ということでどっちでも戦えるという形ですね。

参考までに上の条件に以下の要素を加えると成績が上がります。

前走1着(単回収245%、複回収152% 複勝率75%) 4頭
馬体重500kg以上(単回収163%、複回収193% 複勝率50%) 6頭
勢いやスケール感はあった方がプラスという事ですね。

最後に天皇賞秋組を見てみます。

こちらはGIからGIへの臨戦、そして距離短縮となります。

どちらかという格が下がるGIではありますが
レース間隔が詰まっているので、大凡走から一気の巻き返しは確率が低いです。

前走9着以内という条件で抽出すると

(単回収145%、複回収83% 複勝率46.2%) 13頭
成績は全体的に上がります。

ちなみに10着以下は7頭いて馬券絡み0頭
短い間隔での巻き返しがいかに難しいかが分かりますね。

そして、先ほど話しましたが天皇賞組にとっては距離短縮戦
2000mでレースしていた馬が後方でのんびりレースをしていては
マイル戦のペースに対応できず追走に手一杯になります。

ですので、ポジションは前目の方がいいですね。

前走4角9番手以内という条件を加えると

(単回収210%、複回収106% 複勝率55.6%) 9頭

かなり信頼性の高い数字になってきました。

おまけに格の部分も加えておきましょう。

前走5番人気以内という条件を加えると

(単回収210%、複回収147% 複勝率100%) 4頭
頭数は少ないですが、格があれば尚良しですね。

マイルチャンピオンシップはリズム重賞なので
オーソドックスに考えていいレースですね。

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MOTO

競馬歴20年を超えるベテラン戦士です。 競馬を愛し、馬を愛し、騎手を愛して競馬を楽しんでいるので、競馬場で馬や騎手に罵声を浴びせるようなファンは嫌いです。 エンターテイメントとしての競馬の素晴らしさを伝えるべくブログを書いています。